ある実例…からです。
遠方のお客様で 来店は出来ない、とのコト。
55歳を超え、距離が徐々に落ちてきて…
距離が落ちるとともに スコアの頭打ちも…。
だんだん 練習に時間を割くのも飽いてきている、だそうで…
🤒…う~む わかる気がします。
現在、お使いなスペックは お決まりの
ドライバー 250cpm越え SかSR以上…
アイアン#5 300cpm越え スチールシャフト
弊社の悶絶スペック(5番アイアン) で
①160~170cpm
②190~200cpm
➂220~230cpm
をピックアップしてみましたが、
スイングのアドバイスも出来ない遠方ですし
スイング改良にもあまり興味が無いよう、ですので
①は除外に、➁と➂のスペックの試打を送ります。
ヘッド重量(一般的な5番アイアンは250g弱)は
➁ 200cpm には 280g と弊社規格ではやや軽め
➂ 230cpm には 300g と弊社の標準重量
試打を送ると 間髪入れず
「楽しい」
「練習場でボールを打つのがこんなに楽しいとは思わなかった」
「ボールって こうやってつかまえるのか、分かった気がする」
「今までの 20年がなんだったのか…」
と連絡を頂き、即、製作開始。
アイアンの試打のデータを元に
試打クラブよりも ほんの少し柔らかめ 👈ここポイント
のアイアンセット から スタート🚀
✋試打クラブが良かった、でも、購入したモノ、現物が…
あのフィーリングにならない… 試打クラブの方が良かった…
は ほぼ例外なく 硬さ の問題が原因です。
購入されるモノが、現物が ほんの少し
振動数で言うと 2~5cpm
硬さで言うと 1/4~1/2フレックス 柔らかめ が正解。
逆に『ほんの少し』でも硬いと 新品というコトもあり、
良いフィーリングになることは ほとんどありません✊
慣らし運転終了後、連絡を頂き、
距離も若い時より伸び、最大飛距離が出るようになった🤗
それよりも 弾道が全く違う
練習しても 節々(関節)が痛くなくなった、楽しい、と。
その代わり、ラウンドでは
ドライバーが酷いことになり 散々だった…と
早速、そのスペックの応じた ドライバーを受注させて頂きました。
スペックとしては
☆ドライバー 44.5インチ相当
ヘッド重量220g
振動数 215cpm
☆アイアン 5番37.75インチ
ヘッド重量300g
振動数 230cpm
と言ったところで
おそらくですが 60歳前の成人男性でも
(日本のゴルファーの平均年齢よりも 少し下 です)
かなり パワフルな肉体派のお客様 と思えます。
平均的な 体力、運動性能よりも 上 で このスペック です。
いつの間にか…は除き、スイングを大きく改造しない、
と言う前提ではありますが、
多くの方は この方、よりもパワーが無い状態で
遥かに 厳しいスペックを「無理に」使っている のが現状でしょう。
この方のスイングも 半年~1年と使えば
自然に 無理のないものへと 変わっていくのは明白。
オーバースペックなのですから、当然、基本性能は発揮されず、
「あがらない、飛ばない、つかまらないモノ」3拍子揃ったスペックを
無理やり振り回す で解決する が
ゴルフスイング形成の基準になっていませんか❓