店長「絨毯の上で ヘッドを引き摺る、
からだの向きを変え、グリップを移動させ
その移動した分で ヘッドを移動せる、
その感覚を経た上 実際にボールを打ってみる。
アプローチとは言えないまでも
練習のウォーミングアップとして 感覚を掴んでみる、
それは 手打ちからからだの回転への移行として
地味かもしれないけれど
かなり効果のあるドリルになると思います。」
質問「はい。」
店長「そのドリル(アプローチショットですが…)の参考に有るのが
コチラの動画になると思います。
おそらく。。。ですが、
多くの方は。。。ですね、
テークアウェイで90度右を向けた 9時を向けた
クラブを 90度戻そう、6時にしようと思っている、
フルではないけれど クラブをターンさせる、
それが インパクトだ と思っているんじゃないか
と思うんです。
でも グリップを動かして、ヘッドを引き摺る 感覚では
インパクト付近は グリップをからだの平行に
打つ方向にグリップエンドを向けたまま 引きずる感覚なんです。
イメージ・意識は『9時のまま引きずる』んですけど
からだの回転が入って来ますから
ボールへの到達時点で 8時とか、7時半とか。。。
7時までは行か(さ)ない感じですね。
トップの位置での クラブを
その姿勢のまま、そのシャフトの向きのまま、
からだを廻して グリップを引き摺り
クラブ自体を移動させる・・・。」
質問「スライドさせるような感覚 ですね。」
店長「はい。
実際には 動力がからだの回転、回転なので
薄っすらとは クラブにも回転は入ります。
クラブ、ヘッドの重さ、運動での加算 が入りますから
ヘッドは留まろうとしますので
からだの向きに対し 半分位の回転でしょう。」
質問「コレで 当たるんですね❓」
店長「当たる と言うか、打てます。
〇距離感としての 管理出来る速度
〇多少のズレがあっても 均一な打撃ロフト、ヘッド姿勢
〇ヘッドのアタックアングル
これらを考慮すると コチラが『正当なアプローチショット』です。」
質問「ものすごく奇妙な感覚です。」
店長「だと思います。
今まであった 何か肝心なモノが無い、欠けている、
なのにボールに当たる、ボールを打てる、
そう言う感覚なのでは無いかと思います。
今までの感じでは アドレスを基準点として
ソコに戻る、ソコがインパクトの合流点なのだ、と思うんですが、
からだを廻して グリップを引きずるので
ボールとコンタクトする合流点は ソレ よりも もっと後です。」
質問「そうなんですね😊」
店長「少し ソレに慣れたら、
回転の 横のクラブの動き だけでなく
縦のクラブの動きにも意識して
同じように クラブを引き摺る、
ヘッドをボールに縦の感覚で『届かせようとしない』、
ボールに正対、垂直になるようにしない、
グリップエンドを打つ方向に向けまま
ボールと自分の間を擦り抜けさせる、
そう言う感覚だと思います。」
質問「当たるんですね…。」
店長「この 奇妙な感覚に慣れるコト が
からだの回転への入り口 と考えて良いと思います。
コレに慣れないと その先『ショット』につながって行かないです。」