店長「なんて言ったら良いんでしょうか、
クラブを手で振る、ヘッドを振っちゃう、
よく言う『手打ち』の最大の欠点って
グリップだと思います。」
質問「!!!」
店長「手打ちでも若いうち、チカラのあるうち は
どうにかなるのも 握力の問題が大きい です。
直接的に手打ちが悪い よりも
手打ちをしていると『起こるコト』の方が
問題は大きいんじゃないですかね。
普通なオジサマおばさまゴルファーの
スイングを からだの正面から撮ってみて下さい。
動画でね。
スロー再生にして
アドレスの状態からの 初っ端の初動、
その時の 左手(右打ち)を見て貰いたいんですね。
かなり多くの人 7割超えるかも… が
この 左手のローリングでスイング を始めます。
多少は良いとは思うんですが、
ソコから勢いを付けようと思うと
それがフックグリップを生み出してしまい易い✊です。
フックグリップが悪いとは思いません。
思いませんが、フックグリップになる『理由』は問題です。
フックグリップになる理由は
その 初動ローテーションがし易い からなんですね。
故に フックグリップに「する」、意図的にしている人 よりも
フックグリップに『なってしまった』人の方が多いんじゃ
ないのかな と思います。
ラウンド中、練習の後半でもそうでしょうけど
疲労してきて、握力が落ちると
その 初動ローテーションがし易いように
必ず フックグリップ度合い は ラウンドで深まります。
コレは参考例なんですけれど
一球打っただけで これだけ グリップが変わります。
一球です。
グリップが深くなった分、
左手首の深く曲がるようになっています。
これは当然、疲労が進行するラウンドでは
より大きな変化になって行きます。
左グリップを深く握る、フックグリップ度合いが深まる。
フックグリップが深くなってしまうと
右手の入るトコロが 塞がれてしまう ので
左右の密着感が離れてしまい
両手の握っている『長さ』が長くなります。
右手が遠く、ヘッドの方を持つコトになります。
当然、ソレはアドレスにも変化を及ぼし
ボールの位置がズレたり、
テークアウェイが浅くなったり、
アドレスの向きや姿勢にも変化が生まれ、
それらが ミスを誘発する事につながる訳です。
フックグリップに『しなくて良い』
左手の握力に依存しないスイング、クラブ扱い
を追求していくと、からだの回転で✋ に至る
そう言う感じだと思います。」