店長「グリップの緩み、左右のグリップの離れ
の元になっているのは 大きく分けて 二つ あります。
![〇アドレスとグリップ_Moment(3)](https://livedoor.blogimg.jp/hbs/imgs/3/7/37f9af47.jpg)
ヒトツは アドレスの誤解 です。
左右のグリップは出来るだけ密接に、
緩まないように… とは言え
ゴルフの構え、グリップの握りは
右打ちであれば右手、左打ちであれば左手が
もう一方の手よりも『遠く』を握ることに変わりはありません。
なんの工夫もせず
右手(右打ち)の方を遠くに握れば
腕の付け根(肩)を前に出すか、少し下げるか、
どちらにしても こぶし1個分、クラブヘッドの方に
近い位置を取らねば 届かなくなってしまいます。
おそらく 無意識だとは思うのですが、
それによって 上半身が捩じれた、
右打ちの人であれば 左肩が上方や後方に引っ吊れた
アドレス姿勢になってしまいます。
〇右手が遠いところを握るのを
腕・肩周りで解決せずに 胴体をねじらずに
骨盤そのものを『ごく薄~く』
右打ちなら右に、左打ちなら左に 傾けます。
✋その量は 有るか無いか 分からない程度の
ほんの少し✊ が良いのですが、
それも 左右のグリップの上下の密着感次第 です。
左右のグリップの 密着度が無い
上下に長いグリップ(接触部分)になってしまうと
骨盤の傾きも大きくなり、
骨盤の傾きだけでは補えないモノになってしまいます。
腕や肩周りだけで 握る場所のズレを補うと
背骨が曲がった状態、右打ちであれば
右側がつぶれた状態になりますが、
骨盤そのもので上半身を右に倒すと
背骨は若干、ほんの少しだけ 右に倒れますが、
真っ直ぐのまま。
動作中の 両方の腕の長さのズレを造り難くなります。
アドレス、セットアップ時に 若干ですが、
右側に体重が乗る感じになりますので …55:45 とか
テークアウェイの動き出しが取り易くなるかと思います。
これは ラウンド中に悪い方に変化してしまう例 なのですが、
握力が落ちてくる 左のグリップが深くなり
右手の入る場所を失い、左右の密着感が薄れる(離れる)
すると 右サイドがボールに近づくコトになり
肩周り、胸廻り が 左を向くコトになります。
へそから下は 今まで通りなんですが…。
![「アドレス修正_Moment(2)](https://livedoor.blogimg.jp/hbs/imgs/f/7/f7a4bffc.jpg)
左を向くと 普段よりボールが中に入る(㊨~㊧)のですが、
へそから下の腰、足に対してはボールは左足かかと、
胸から上に対しては真ん中、
と一体どっちが本当のボールの位置? になってしまいます。
ミスになりそう…ですよね。」
Aさん「もう一つはなんなんです?」
店長「グリップは クラブの動かし方、扱い方、
言うなれば スイングが表れます。
動き、動作としてはスイングですが、
静物 として グリップになる と言ってよいでしょう。
この話は 多岐に渡ります。
これから しばらくのブログ記事で書いていきますので
楽しみにお待ちください。」