質問「こんにちは~
鉛…重さの張り方を教わりに来ました。」
店長「こんにちはー。
鉛を張る 👉重さを増やす は
自分で出来る 割に簡単ですが、
効果のあるチューニングになると思います。」
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質問「効果 から教えて貰えますか❓」
店長「はい。
今あるクラブの状態で
シャフトを替える訳でもない場合、
ヘッドの重量をこの場合は加算ですが、
増えるから と言って シャフトの硬さに変化は起きませんが、
増やすことによって ヘッドの入ってくるサマ、
入ってくるタイミングが変わります。
((鉛
その人、その人のクラブ扱いによって違いがありますし、
使っているクラブのシャフトの硬さ や ヘッドの重さ
なども違いますから、どの位の量を増やせば・・・
は一概には言い切れませんが、
ヘッドの重量を増やすコトによって
ヘッドがより小さな弧で
正確な言い方ではありませんが、より上から入って来易く
なる場合があります。
重さが増すので トップが深くなったり、
インパクトまでの時間が変わったりしますので
タイミングも 微妙ですが変化します。
ヘッドがより小さな弧、上から入ってくる コトによって
スピン不足気味の方 や スライスを減衰させる効果
も期待できます。」
質問「量はどの位で、どんなトコロに張れば良いですか❓」
店長「現在のゴルフクラブは ヘッドの慣性モーメントが高いので
5g程度の重さをどこかに加えても
ヘッドの重心位置などに影響はありません。
ヒール側に貼るとドローになるとか、
トゥ側に貼るとフェードになるとか、
重量移動機能の付いたヘッドに そういう印があったりしますが、
ミスリードを生みますよね。
同じ重さであっても シャフトからの距離、位置によって
その効果の度合いが変化する、
それによって スライスが少なくなったり・・・
そういうコトになるのだと思います。
鉛は主に両面テープで固定しますが、
冬は張り付き難いですし、
あまりに重い量、多い量ですと 鉛そのものが飛んでしまうので
出来るだけ最小限、
それを シャフトから出来るだけ離れたトコロに張るのが 〇 です。
貼る際は理想的には脱脂、
マニキュアの除光液とか、ランプ用の白ガソリン とかで油分を取り除いて、
この季節、屋外で張る場合は 少し温めた状態にしておいた方が
付きは良いと思います。」
質問「ヒール側に 5g貼るのではなく、
トゥ側に2g貼るのが良いと❓」
店長「はい。
剥がれたら意味が無いですし、ラウンド中に取れてしまったら
厳密にはルール違反になりますので
両面テープで耐えられる範囲の量、というコトになるでしょう。
前述の通り、重さとして ヘッドの重心や特性を変えるのではなく
負荷として シャフトの動きやタイミングを変えるのが
主の目的ですので 少ない量で効果が大きな張り方 が有効です。
重さの 実質的な効果重量 は
重さ × シャフトとの距離 と考えて良いと思います。]