【重心距離】 【重心深度】 【重心高さ】
👉FW 30~32㎜ 30~32㎜ 22~23㎜
👉UT 37~39㎜ 18~22㎜ 16~18㎜
👉IR 35~37㎜ 3~5㎜ 20~22㎜

店長「アイアンの…
ロフト角度30°を下回る、
番手で言うと #⑦位を境に
それよりも ロフトの立ったモノ(#6以下)
は チカラというか、速度がモノを言うので
比較的 簡単で 選別、判断が可能ですが、
フェアウェイウッドとユーティリティ
どっちが良いか問題 は 結構難しいんですね。」
質問「なんで…なんです❓」
店「理屈上で言うと 重心の深いモノ
の方が 弾道も安定し易い、ボールも上がり易い…筈
つまり FWの方がやさしい 筈。。。と。」
質「そう言われますよね。」
店「ボールを上げる クラブでの効果が高い順に
➀ロフト角度
②重心の低さ
➂クラブの長さ
➃重心の長さ …になります。
コレは全流派のスイングに共通しており
特に ①のロフト角度…の多さ は
スイング種類に関係なく 非常に秀でた能力です。」
質「ロフト角度✋」
店「はい。
➁以降の項目なんですが、
ソレに関しては どうクラブを扱うのか❓
によって 薬にも毒にもなってしまいます。

✋重心位置の効果に関して… ですが
インパクト時に 重量の中心点がボールに何かの作用をしている
訳では無く (全くゼロと言う訳ではないですが、大きな影響は無い)
👉その重心位置によって どんな軌道や姿勢で
インパクトに入って来易くなるか❓
というコトです。
モノは 重力や遠心力など掛かる方向に
重量・重心が揃おうとする働きがあります。
その働きのお陰ですが、
分かり易いのが 重心深度 で
重心の深いモノ の方が
重心が前に出易い → ヘッドが出易い ので
✅ロフトが上を向き易く
✅入射角度が緩くなり易く なります。
その効果によって ボールが上がり易く
正確には ボールの回転数は減りますが、
打ち出しの角度が増える可能性があるのですが…🙄
しかし その効果を発揮する前提条件…
『クラブを、シャフトをねじらず 重量が揃おう…
チカラの掛かる方向に 重量が揃う』ような
スイングが出来ると と言うのがあります。
そう出来る人 にとっては
カタログに出て来るような 重心の深さ や
重心の低さ、慣性モーメントなどの
効果を利用出来るのですが
そう出来ない人 にとっては
その機能が毒になって働く可能性があります。
要は クラブをねじらずにボールを打つか
クラブをねじってボールを打つか の違いです。」
質「😵 😵 😵」
店「クラブをねじらせるスイングタイプにとっては
重心距離の長さ も
重心の深さ も
ヘッドの重さやシャフトの柔らかさ も
単に ダウンスイング~インパクトに向けての
フェースやロフトの大きな開き、過度のヘッドの遅れ
になり、上手く打つことが難しくなる。
重心距離が長い、重心が深い… 等は
ヘッドが沢山遅れるので インパクトタイミングが遅れ
緩い入射…以上の 過度なアッパー(煽り打ち)のタイミングに
なる可能性も高くなりますから 上手く行き難い…🤒
😶😶理想論とは反対の効果になります。
特にフェアウェイウッドの場合、
シャフト(クラブ)の長さ が長いのもあり、
アッパー(煽り打ち)になり易い上に
ソールの幅と言えば良いのか、ソールの奥行き があり、
アッパー、もしくはフェースが上を向いた時に
そのソール後方…バンス側が邪魔に、
地面と干渉する可能性があります。
そこら辺が フェアウェイウッドを苦手…
あまり好かれない要因かな、と思います。」