【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

「からだ」の「回転」①

2022年01月19日 00時28分52秒 | ゴルフ


質問「なぜ からだの回転が大切、なんでしょうか?」
店主「えっと、ですね。
 話は幾つかの段階に分かれます。
 まず 日本人の平均年齢は男女合わせて 約46歳で
 アマチュアゴルファー、男性において、ですが、59歳位です。
 日本は高齢者が多い、というのもありますが、
 ゴルフは趣味の中では お金のかかる娯楽ですので
 どうしても 年齢層が40.50.60台に集まってしまいます。」

 

「意外に平均年齢低い、ですね。」 
店主「そうかも、知れません。
 ゴルフは歩ける間は楽しめますし、
 歳をとってから ご夫婦や同級生などとプレイする、
 お子さんだけでなく お孫さんとも楽しめる のが
 他のスポーツにはあまり無い特徴的な部分です。」

「なるほどー。」
店主「その 年を重ねてから楽しめるスポーツ
 と言う大前提の為に、なんですが、
 まず、カラダの回転で… と言う前に
 からだの向きを変えて クラブを動かす
 というのが ボールを打つ、遠くに飛ばす、
 最も大きな動力源です
。」

「確かにそうですね」
店主「例えば 日本の男子プロのシード選手 の
 平均年齢は 約31歳です。
 私にとっては 息子に該当する年齢です。
 自分で考えれば分かると思うのですが、
 その年齢の時は かなり無理をしても大丈夫、
 速く動いたり、急に動いたり するのが「怖い」
 なんてことは微塵も考えていません。
 ところが ある年齢を過ぎると
 歩く、はまだしも 走る…なんてのは ほんの数歩
 若いころと比べると 走れない に等しいようになります。」

video_Momentvideo_Moment(4)









「うわぁ… そうなんですか…。」
店主「そういう人が少なくありません。
 特に ゴルフのスイングで使う筋肉において
 握力、腕力は かなり早い段階でかなり落ちます。
 ですので 若い時、のように 腕力でねじ伏せる、
 と言うのはかなり難しい…、

 方向と曲がり、飛距離を両立するには
 腕周りの筋肉は小さく、長丁場になるゴルフでは
 それを維持するのが難しくなります。
 ここまでは 一般論 です。」

検証 しなり方_Slomo_Slomo_Moment


「では、出来るだけ腕力に頼らず 振っている方が良い、
 と言う結論、ですよね⁈」
店主「腕力頼り、でも良いんですが、
 腕力で振るタイプの人は 若いプロゴルファーのように
 胴体を捻るスイングをしている方が多いです。
 良く練習場で カラダが硬くなって回らないんだよなー
 とぼやいている人がいる、と思うのですが、
 カラダが硬くなる というのは
 基本、自分の体を守るため、
 からだがその行為を拒否しようとしている、

 胴体を捩じる は 若くないと かなり怖いですからね。
 痛めた記憶もしっかりある、でしょうし。
 ですので からだを廻す、以前に
 廻すコト ソノモノが苦手、というか、出来なくなってくる、
 元々 90度なんて 気にする必要はないのですが、
 その量がどんどん減ってくる …
 が故に より 手で振らなければならなくなる…
 ついでに タイミングもどんどん早くなる…
 という 芳しくないスパイラルになってしまうのです。」
(22171_Moment2021-04-11_22-32-44_Moment(5)








「そうなんですか。。。」
店主「そうですね、手で振る人のからだの廻しは
 概ね 胴体の捻じり です
 から、
 ある年齢、もしくは運動能力が落ちると
 からだ 以前に 廻るコト、向きを変えるコト、が
 とても苦手、とても少なくなり、
 結果、以前より 一層 手で振らなければ行かなくなる、
 と言うパターンが大変多いと思います。
 手で振るコトソノモノが良くない というよりも
 身体能力が落ちた時に 打撃の動力源を消失してしまう、
 それが問題だと思います。」


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ゴルフはゴロふ | トップ | 世界一柔らかいパター »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ゴルフ」カテゴリの最新記事