店長「私、少なくとも 30年以上ゴルフの仕事をして来て
スイングとかゴルフに苦労している、
悩んでいる人をかなりの数、見て来てるんですが…
今回の話し…結構、重いと思うんです。」
質問「🙄 で、何がテーマなんです❓❓」
店長「言葉で言うと ですね😳
そうなんだけど そうじゃない って奴なんです。」
質問「またまた… トンチみたいなコトを😌😌」
店長「是非一度、お家でトライして見て欲しいんですが、
ボールを2㍍か、3㍍離れたところにヒトツ置いて
そうですね、8番アイアンとか、7番アイアンとかを持って
そのボールに届かないけど、ものすごく近づく、
チキンレースって言うんですか、
出来るだけ近づけたいけど 届いちゃダメ
って 感じで『転がして貰いたい』んです。」
質問「はい。」
店長「コレ、少なくない人が苦労するんです。」
質問「はい…😳 真面目に… 簡単じゃない…ですね…」
店長「それはですね
✅ボールを打つ、
✅ボールに ヘッド(フェース)を当てる『強さ』
が 距離感なコト なんです。」
質問「😧😧😧 ソレって… 😧」
店長「合ってますけど 合ってません。」
店長「ものすごく伝わりにくい と思うんですけど
確かに ボールの飛び、ボールの移動 って
ヘッド重さ × ヘッドの移動速度 の積算による
ボールへの加圧… ヘッドがボールに当たる『強さ』
ではあるんですけれど
一方で それに打ち手…自分ですね、 が関われるのは
運動の速度『だけ』なんですね。
安定させて、繰り返し って 条件を加えると
腕や手、クラブは動かしませんから
クラブごと、腕ごと、からだごと、空間ごと
ま、この場合、からだの向きを変えて、
からだの回転で ボールを打つ、
その 向きを変える速度が『距離感』 です。
この話はパッティングやアプローチ などの
加減の必要なショット…だけの話し ではなくて
普通にショットする場合でも、基礎になる話しでもあります。
確かに クラブ(ヘッド)をより速い速度で移動させれば
ヘッドとボールの当たる衝撃力、破壊力は増えます。
30ヤード打つよりも 50ヤード打つ方が
その衝撃力、ボールとヘッドが当たる『強さ』は増えますが
繰り返しますが、自分がソレに関われるのは
『移動させる速度』『回転する速度』だけ です。
多くの人は 打撃は ヘッドをボールにぶつける『強さ』
だと認識している可能性があると思うんですね。
ですので この2~3㍍先のボール に出来るだけ近づける、
でも…届かせない それを繰り返す というのが難しい。
打つボールの距離をコントロール出来ない。 安定しない。
タッチ…って言葉に踊らされている。
たかだか 2~3㍍ ボールを転がすだけ…なのに。
ヘッドをボールに当てる『強さ』と言う
数値で掴みにくい、管理しきれないモノを調整するから、です。
それこそ 雲をつかむような表現 です。
この場合は 先ほども書きましたが、
ヘッドを、クラブを、手を、腕を、固定して
からだの向きを変える速度を調整します。
ボールを転がす速度を見て、それに応じて
からだの向きを変える速度を調整します。
距離感は… 確かに『結果』としては
ヘッドを ボールにぶつける『強さ』 が変わるんですけど
自分が出来るのは 運動の速度の調整だけ です。
意識しなければいけないのは 運動の速度 です。
自分が向きを変えて 持っているヘッドが
ボールの地点を『通過する』速度・・・それが
ゴルフショットにおける『インパクトの強さ』です。
私の目には かなり多くのゴルファーは
ヘッドをボールにぶつける『強さ』を意識している
そんな気がしてならないんです。
コレ 誰も言わないですけど
すごく 大事なポイントだと思うんですけどね…🙄
似ているけれど ソコを間違ってしまうと
行動の原則、クラブ扱いが大きく変わってしまう気がするんです。
特にアプローチやパッティングを苦手としている人は
そのインパクトの『強さ』を意識している気がするんです。
インパクトを非常に重要な一瞬としてとらえ
通過させる一部分としてとらえていない。
ナント表現すると伝わるか微妙なんですが、
アプローチであっても、通常のショットであっても
打撃~インパクトは
ボールの地点を通過させる、通過するコト
👉その 移動の速度 であって
ヘッドをボールにぶつける、衝突させるコトではない
👉インパクトの強さ とは微妙に異なる
と言う意識はとても大切だと思います。」