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ゴルフクラブは ウッドであっても、アイアンであっても
パターであったとしてもL字型の形状で ヘッド重量の中心点はシャフトの延長線上にありません。
![5cd72f36028c2f578c994ebcd97f91a7](https://livedoor.blogimg.jp/hbs/imgs/e/2/e2b0c9cc.png)
ゴルフクラブのとても面白いところ、 特徴的な部分ですが、 その重心距離のズレが(シャフトの延長線上に無い)が 静止時(アドレスなど)と運動時(スイング中) 二通りの特性・役割を発揮します。
昔から 重心距離の無い電電太鼓のような クラブがちらほら発売されていましたが、
ロフトとの組み合わせで非常に危険な 楽しみ以前の問題になってしまい、すぐに姿を消します。
重心距離があることによって スイング中、視覚でなく、感覚で
ヘッドの向きを把握することが可能です。
逆に 重心距離が無い(ゼロ)であると どんなヘッドの向きになっても近く出来ませんから
危ないので、とても強く握らなくてはならず 飛ばすことが出来ません。
重心位置のズレ(シャフトの延長線上にない)ことを 正しく利用すれば、
トップの位置の把握もし易いですし ダウンスイングに力みが発生させず
そのクラブやヘッドの重さで グリップを進行方向に 動かす手伝いもしてくれます。
重心位置のずれがあるので 簡単に使う「シャフトをしならせる・しなるもどす」には
クラブのねじれが伴ってしまいます。
ゴルフクラブは角度が大切ですから 捩じって使うのは
上下左右の角度を危ういモノに してしまいます。
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昔から トゥダウンは悪者扱いを受け それが「硬いシャフト」への道につながっている
のかも知れませんが、こちらをご覧ください。
お使いのドライバーは 44インチ ヘッド重量は 241.7g(スイングウエイトはF-7.0)
シャフトの硬さを表す振動数は 102cpm です。
ヘッドの重さはあるとは言え
市販の平均的なRフレックスのドライバー が 240cpm位 ですから、
半分以下の硬さと言っていいでしょう。 (半分以下という表現もおかしなものですが…)
アドレス時のシャフトの位置に線を残し インパクト時のモノと比較して貰いました。
重心位置のずれ分だけ しか トゥダウンしていないのが 分かるかと思います。
この映像は おそらく トゥダウンのコトがテーマではなく
別の何かの目的で撮影されたものだと思いますから、
意図的にトゥダウンを抑えようとか全く考えていないと思います。
振動数102cpm のドライバーは 空中に上げるだけで 大きくしなります。
しかし、クラブをひねらないで使うとこの通りです。
ソコソコの距離だと思いますし、弾道が綺麗です^^
振動数300cpmを超えるアイアンで このような しならせ方をして打つ人もいます。
さて どちらが簡単で、 どちらが効率よくクラブを使えるのでしょうか…ね。
インパクト時の体の姿勢を見る限り からだへの「負担」は随分違いそうですね。
しなるシャフトをしならせないで打つ方が良いのか
しならないシャフトをしならせて打つ方が良いのか
インパクト時の体の姿勢に答えがありそうですね。。。