【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

フェースローテーションは 1mmも要りません!

2018年10月11日 23時50分14秒 | ゴルフ


☆おそらくここら辺の動画が該当するのでしょう


あるSNSで とても久しぶりに中学校の同級生から質問を頂きました。
ごくごく普通、ごくごく自然な疑問だと思います。


Q:『投稿している画像が全く理解できないのです。
なんでフェースローテーションしないのでしょう?
それともしておるのでしょうか?
グリップ(握り)で調整?しているのでしょうか。
私の見方が悪いのかな?暇なときに教えてください』

  


同級生のスイング、ゴルフは見たことはありません。
使っているクラブも全く知りません。
知っているのは 年齢が同じ(^^♪ ということ、
また 運動神経のとても良い人(子)だというコト です。



良くあるパターンの疑問だと思います。


ちょっと頭の体操をする回答にさせて頂きます。

ゴルフクラブは 長い棒の先の重さが付いており、
その重さが ボールを打つ打撃部分になります。


そして その打撃部分には
打球の距離や方向、弾道をなどを決める角度が備わっています。
確かに 飛ばす というのは
ゴルフの大きな魅力ではありますが、
同時に 似たような距離、似たような方向、似たような弾道、
を打ち続ける方が良い というのも
同じだけ、等価に重要な部分です。

質問にある通り、フェースローテーションをしないのはなぜ?
して見えない? しているけど見分けられない?

A:答えは 「 まったく していません。 」
 自然な流れの中で ほんの少しはあるかも・・・ なので
完全にゼロ とは言えないかもしれませんが、
少なくとも 打つ側の意識としては
フェースローテーションはゼロ、
逆に意図的に「しないようにしています」

なぜか? というと
 それは『全く必要がない』からです。

逆に する必要がある とすると
 フェースローテーションの 真の目的は おそらく
スライスの防止 と似たような意味合いですが 飛距離の損失防止 に
あると思います。

誰もが フェースローテーションをしない方が
方向性や距離、弾道など一定させやすいのは理解できると思います、
しかし、それでは飛ばない? スライスしてしまう? から
仕方なく するのではないでしょうか?
喜んでするというより、微妙に矛盾と言うか、疑問を持ちながら
フェースローテーションをしている と思います。

かく言う同級生も
おそらく・・・ですが、仕事の関係などで始めた か何かで、
持ち前の 運動神経で見様見真似で ボールを打っても
そこそこ打てていたのだと思います・・・   若い時は、 です。

ところが そろそろ定年を意識する年齢になります。
フェースローテーションは
打撃で一番忙しい時間帯に 一番忙しいコトをします。
これは 練習してそのタイミングを掴んでいないと
距離と方向、似た弾道が維持できません。
✋しかも このフェースローテーションは
 そのやり方、やる量、やる度合い、やるタイミングは
 誰にも学べず、誰にも教えられません。
 すべて自己流、誰もかれもが自己流の方法で行うのです。
そして そのタイミングはコンディションなどによって大きく左右され、
我々の年齢だと、若い時と違い、
天候など外的要素があまり変わらなくとも
自分自身のコンディションがラウンド中にかなり変化してしまい、
同じ感じでは ラウンドを通すことが出来ず、
そのタイミングに修正に苦労し、それがそのままゴルフのショット、
ゴルフの結果になってしまいます。     …当たりだろ?




ゴルフクラブは本来 フェースローテーションを一切せず
ボールを打つように作られています。
構造を考えれば 一目瞭然 なんですがね…。
冷静に考えると ゴルフクラブのような
上下左右前後に非対称性の強い道具で
重量配分も異常に偏っている・・・
かつ せんたんには 弾道や距離、方向を決める『角度』
が備わっている道具を使って 丸い球体を
丸く振るのは・・・ なんとなく腑に落ちない のは
とても普通の感覚だと思いますよ。

しなくても 満足いく距離が打てる のなら…
明らかに 今までより楽に、簡単に、ショットが出来るのは
誰もが実は知っています。
でも、、、飛ばなくなりそうで、スライスになりそうで、怖くて出来ない
というのが本音なのだと思います。







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ゴルフクラブ◇L型ブリストルパターの活かし方

2018年10月10日 21時18分13秒 | ゴルフ

進化版L型ブリストルパター(480g) と
一般的な市販のパター(300g強)  の
最大の違いは ヘッド重量 です。



パターは飛ばさない道具
 と認識されているゴルファーは少なくありませんが、
少ない力で飛ぶのなら
✌小さなストローク、
✌ゆっくりしたストローク、
✌小さなストローク幅で
十分な距離を打てる方が より簡単 です。


軽いヘッド・硬いシャフトの市販のパターで
弾いて打ってしまうのは 仕方ないかも知れませんが、
L型ブリストルパターの持つ その打撃力・破壊力を
弾いて 無駄なスピンにしてしまっては勿体無いです。


パターストロークは
ボールが地面を転がって進むので
ショットと異なり 順回転・オーバースピンになりますが、
パターにおいての 良い転がり とは
オーバースピンが沢山かかることではなく
逆に 同じ距離を進むのなら 少ない回転 の方が
地面との接触も少なく、
よりブレーキが掛かり難い上
芝目などの影響も少なくなります。
(曲がりにくい・直進性が高い ということです)


多い回転になると ブレーキも掛かり易く
芝目の影響も受けやすくなりますから、
意図的に オーバースピンをかけるような弾くストロークは
実は サイドブレーキを踏みながらアクセルを踏んでいるように
良いことは何一つありません。
007

ボールは自重により 始め少し沈んでいますから
そのくぼみから 飛ばしてあげてから 転がり始める方がよく
いきなり オーバースピンをかけてしまうのは
くぼみの壁に当たり、エネルギーをロスする上に
跳ねてスタートするのでラインに乗りにくくなります。

パターにおいて 一番悪いパターンは
歯で打ってしまう事で
特に
ロフトが、フェース面がどんどん上に向きながら
加えて、ヘッドも上昇、上り傾向が絡むと
歯がボールに入ってしまいます。


距離にもよりますが、
パターでの自然なボールの回転数は 数百回転 なのですが、
歯が入ってしまうと 途端に5倍~10倍の 2000~4000回転
が初期に入ってしまいます。
お分かりになるとは思いますが、
同じ打撃力で 500回転で済む回転数が2000回転(4倍)
になるということは それだけ推進力を取られてしまうだけでなく
その回転数の増幅が当然地面との摩擦として働きます。
出だしはピュッと早く出ても、すぐに減速して伸びない ばかりか
摩擦として芝目を多く受けてしまいますから
その回転力が曲がりをさらに増やしてしまい
切れが大きくなってしまうのです。

L型ブリストルの良さを引き出すのには
単に ヘッド・フェースでボールを押してあげれば
いいのですが、逆に弾いてしまうと
破壊力があるために 逆効果になってしまう場合も…。

ショルダーストロークはパターだけでなく
ゴルフショット(ストローク)にとって
良いことは何一つないのですが、それはさておき
自分のストロークをガラスや鏡で見て頂きたい。

注目するのは 自分の動きではなく
パターの動きです。
特にヘッドではなく、シャフトに注目して貰いたいのです。

パターストロークは
ショルダーを使った 振り子で振らなくとも
多少ヘッドは上下に動きます。
理想的には やや高い位置から低い位置に
高低差という意味では斜め直線に動きたいのですが、
そうも行きません。
高いところから 低いところ
 そして打ち終わると 高いところへと移動します。


パターは確かにクラブの中では
ロフトは立っています。
L型ブリストルはやや多めの 5度のロフト です。
そのロフトとは シャフトとの角度差 を指しますから、
ボールに対し、地面に対し
シャフトを振ってしまうと それだけ大きなロフトのクラブ
で打つことを意味します。
ゴルフクラブは構造上、ロフトが寝て来れば
フェース面の下部、歯の部分が前に出るような形に
なりますので トップになりやすいですね。
ボールが下に飛び出た上に スピンが多くかかるのですから
ブレーキも掛かりやすいでしょう。



インパクトもそうですが、
それ以降(フォロー)に対し
シャフトが ロフトを増やさず
シャフトの角度、姿勢がそのまま
ボールを打つ抜いてあげる という事が重要です。

同じような位置で、同じようなヘッドの高さでも
シャフトの角度によって
これだけ フェースの姿勢は違うのです。

そして これは必ず撃つ方の人間の姿勢にも影響します。
特に 肩の振り子で振る人にとっては
このシャフトの延長線上に頭があるわけで、
ヘッドが前に出るストロークでは
撃つ人の頭は右にズレ易く
 その分、最下点は右にずれます。
より一層 歯で打つ確率が高くなるわけです。

意識がヘッドに行ってしまいがちですが、
人間が操作できるのは グリップの動かし方 ですから
同時にシャフト姿勢の意識も持って貰えると
L型ブリストルパターはあなたのパッティングを
インチキのように向上させます。保証します。

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昨今のゴルフクラブ

2018年10月10日 21時15分26秒 | ゴルフ

場末の極小ゴルフショップの親爺が
ちょっと 現代のゴルフクラブについて
つぶやき…? ぼやいてみましたので
暇つぶしの聞き流してください。


最近のゴルフクラブは
悪い意味で「ここまで来てしまったかー」という感が
非常に強く、ゴルファーは新しいクラブを待望する、
新しいクラブが出ると試打会にはせ参じたり、
カタログを取り寄せたり…なんてことは皆無になりつつ
あるのでは と危惧しています。
正直 誰も期待していない状況です。

日本のゴルフメーカーの多くは
それ(ゴルフ)をメインの生業にしていません。
殆どが 事業部 です。
ゴルフばかりでなく、小売り一般にモノ余り、もの溢れ、
の状態ですから、御多分に漏れず ゴルフ用品も
売れていません。

約20年前に セイコーのSヤードT-301という
化け物商品がありました。
良い時代…という背景も当然ありますが、
日本国内で すべてのメーカーの
ドライバーだけでなくウッド総まとめにしても
5年かけても 到底追いつきません。
10年分に匹敵するかも…です。
その SヤードT-301には
3と1/2とか 7と1/2 なんて変な番手の
フェアウェイウッドがありましたが、
昨今 売れていると呼ばれているドライバーは
その フェアウェイウッドのひと番手 の半分
いえ 1/3も売れていないのが現状です。

そうなると やはり 事業部としては
販売総額よりも やはりコスト意識が高まるようで…



知っているかもしれませんが、
ネックのいじれる ロフトの変えられるドライバーは
そのコスト意識から生み出されています。

従来ですと、新商品が出た場合
注文数に応じて、大きなお店には試打クラブが提供されます。
9度/10度のロフト
 R..SR..S.. のシャフト
となると 少なくとも 4本くらいは試打を提供しなくては
なりませんでしたが、ネックのいじれるタイプのものであれば
ヘッドは1個
シャフトは3本 で済みます。
半分以下にコストを下げられたわけです。

提供するお店は 500店舗以上 1500店舗位ありますから
このコスト削減は天才的… と思いそうですが、
決してそうではありません。


✊ゴルフクラブにとって
 ロフト・・・というのは 最も重要な要素、機能の一つです。
 このネックをいじって ロフトを変える発想は
 基本 ヘッドを回転させることにありますので、
 ヘッドを回転させて打つ ことを促すことになり、
 その打ち方では ロフトは何を選んでも同じ です。
 練習量の多い人には問題は無いですが、
 練習量が少ない人にとってはとても問題です。

 また ロフトを選ぶ というのも
 ゴルフクラブ選びの楽しみの一つであったのに
 それを自ら殺してしまいました。

 ロフトが合わなかったら、買い替えたりする人もいる訳で
 そのようなゴルファーに良心的に対処する方が
 双方にとってメリットがある筈です。

 しかし 売り手自ら
 ロフトなんてどうでもいいんだ
 どれを選んでも同じだよ と言ってしまったら
 身もふたもなく、その商品はいずれ・・・
 いえ、そんな遠くない日、自らの首を絞めます。
 
それと付け加えますが、
ネックのいじれるゴルフクラブは退化しています。
ゴルフクラブの進化は 基本、慣性モーメントの進化です。
モーメントとは アイアンで言うと大型化、キャビティ化
ウッドで言うと チタン素材になり大型化すること、
重量が 出来るだけ遠くの周辺に配分されていることで
重量がどこか局所に集まっては その意味はありません。
ネックがいじれるタイプのモノは
ゴルフクラブにとって もっと重量の欲しくないネック部に
重量が集まってしまう・・・これではパーシモン時代と同じ。

ユーザーに選択の余地が少ないとは言え
それをもっともらしく有難がる…のは
なんだか とても滑稽です。


それとともに 
どこのメーカーも「えせアスリート志向」が強く
とても鼻につきます。

これは私感ですが、
ゴルフをやりたい人の多くは
アスリートしたくない、もしくは、しなくてもいいから
ゴルフを選んで遊んでいる訳で
本当にアスリートしたかったら マラソンしたり
フットサルしたり、トライアスロンを選ぶでしょう。

健康を維持したい、と、アスリート志向は別なものですし
アスリートは「望むなら若返りたい」 という意味合いの方が
意識として強いと思うのですが…。

ビジネスとして言うのなら
ゴルフの中で その「えせ」アスリート志向を持っている人は
放っておいてもゴルフクラブ買い替えます。

健康でいたい けど 本気でアスリート…と呼ばれるまでは
というゴルファーは9割近いのではないでしょうか?

その9割のゴルファーは
願望として 体育会系、アスリートはあこがれますが
実情 楽して飛ばしたい程度 の意識なので
アスリート志向の強いクラブは
完全にミスマッチだと思いますけどね…。

まあ 下衆な勘繰りですが
ゴルフブームの頃の ゴルフ部出身の人が
そのイメージのまま、えらくなって
新商品の開発してる そんな風に感じます。
1割に満たない 放っておいても買い替える層の為のクラブを
残りの9割に売ろうとすれば そりゃ 売れませんわ。

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世界一 重いヘッド、柔らかいシャフトを扱っています

2018年10月09日 20時03分59秒 | ゴルフ





多分、そう言って間違いないと思います。

市販のクラブの ドライバーは
 ヘッド重量 190g
弊社の平均的 ドライバーは
 ヘッド重量 235g

市販のクラブの ドライバーは
 シャフトの硬さ 45インチで 240cpm
弊社の平均的 ドライバーは
 シャフトの硬さ 44インチで 155cpm

市販のクラブの 5番アイアンは
 ヘッド重量 240g
弊社の平均的 5番アイアンの
 ヘッド重量 290g

市販のクラブの 5番アイアン
 シャフトの硬さは 38インチで 290cpm(異常)
弊社のクラブの 5番アイアン
 シャフトの硬さは 28インチで 175cpm


多くの初ご来店の方は
想像されている 重さと柔らかさ ではなく
ある種「常軌を逸脱した重さと柔らかさ」に
驚かれるケースが少なくありません。


重いヘッドが飛ぶエネルギーになる!
と言うのは、来店前からのイメージと
変わりがないのかも知れません。
しかし、シャフトの使い方のイメージ
(シャフトの柔らかさで弾いて飛ばす)は
実物を持って打ってみると
いとも簡単に壊されてしまうと思います。




本当に柔らかいシャフトを
捩じって使ったり(フェースターンさせて)
弾いて飛ばしたり(撓らせて、撓り戻して)
使おうとすると、動くシャフト(柔らかいシャフト)
の持っている、シャフト本来の働きによって
グリップをグイグイと押されてしまいます。
どちらも グリップの支点を止める ことを
基準にしているので、自分の思っているようには
クラブを動かすことが出来ず、上手く当たりません。
スナップショット 6 (2012-11-01 20-32)
また、柔らかいシャフトは「インパクトが遅い」
と思っていらっしゃる方は
その人にとって 本当に「柔らかいシャフト」を
打ったことが無いので、推測でそう語っていますが
実際には、グリップを押してしまうシャフト本来の
働きによって、柔らかいシャフトは硬いシャフトよりも
数段、早く インパクトポイントが訪れます。

そして 多くの方が
アドレス時やビックリするほど柔らかいのに
スウィング中は、その柔らかさを感じるコトが
全くできない と感想を述べられます。

重いヘッドにすることによって
テークバックやトップの位置での
ヘッドの位置や姿勢、というのを
ビックリするほど感じるコトが出来ます。

上手く扱えていない方の多くが
本来は、味方の筈の そのヘッド重量が
ダウンスウィングに ボールを打つその方向とは
異なる方向に掛かり、増えるのを感じる事に
なると思います。

重いヘッドにしたから と言って
ヘッドスピードが下がる、極端に下がる方は
殆どいらっしゃいません。
始めの数球は戸惑ったとしても
重さを重力方向に使うコトによって
ボールを打つ訳ですから、スピードは落ちません。

その重さとスピードを如何に
距離と言うモノに変えるか、変換できるかどうかは
シャフトの柔らかさにかかっているのかも知れません。

シャフトが柔らかいと、弾いて飛ばす
のではなく、上から打てる
体やクラブ、クラブヘッドは下向きの間に
重力方向に重力を伴って、進んでいる内に
ボールと言う質量を打撃するのに
非常に便利なのです。
それを強調する重さも、漏れなく付いてきます

弊社の多くのお客様は、今風な感じとは
かなりスウィング・クラブ扱いが違います。
幾ら 毎日ブログを書いていたり
動画をYOUTUBE などに載せている とは言え、
こんなに大幅に、動きと言うか、扱いが変るのは
ひとえに 重いヘッド、柔らかいシャフト
を上手くこなそうとする、それぞれの方の自助努力であって
文章や映像はほんの少しの役にしか立たず、
やはり スウィングはクラブでしか変わらない
という実感は強まるばかりです。

スウィングの原理を知る
数少ない方法のヒトツ だと思います。
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からだをまわす = 骨盤の向き

2018年10月08日 23時34分53秒 | ゴルフ
スイングを突き詰めていくと
とても重要になるのは 時期 です。

➀進行方向が右 右向き 右が高い 左が低い →俗称テークバック
➁進行方向が㊧ 右向き 右が高い 左が低い →俗称ダウンスイング
➁進行方向が㊧ 左向き 右が低い 左が高い →俗称フォロー

例えば ダウンスイング と呼ばれるモノは
からだ~骨盤~股関節から上の胴体 が右を向いており
進行方向である 右→㊧ が低くなっている時期 を 指すのであって
人間のアクティブな動作を示すモノではありません。
言葉遊びになってしまいますが 進行方向の体サイド㊧が
低くないのでは ダウンスイング とは呼べなくなってしまいます。

ですので テークアウェイやトップオブスイング、テークバックの時点で
からだをよじり、骨盤を右に向けていなければ
ダウンスイング と言う時期が始めから存在していないのです。


ありあまる体力、強靭な体、持て余す時間、痛みに鈍感であれば
どうスイングしても良いと思いますが、
参考例 として 例えば このインパクト を見た時に
これ以前が 通称「ダウンスイング」にあたるのでしょうが、
このインパクト姿勢から「ダウン」スイングが見当たりません。


スイングは 体の向きの変更 と言う時間が軸になって進行します。
その基盤 となっているのが 前傾姿勢
体の前側にあたる 骨盤と大たい骨の角度差//股関節の角度差 です。
前傾姿勢があるので、体の向きに応じて
左右の高さが変わっていくのが スイングのみそ です。


からだと言うかなりの質量物を上手に逃がしつつ
からだの向きを変えるには それぞれ 左右の軸足 と言うのを作らないと
前傾姿勢が 体の横、側帯の傾きになってしまい
自分の体の重さは 腰回りに負担として掛かってしまいます。


だから しっかり 骨盤の向きを変える 必要があるのです。
体重移動 は ただしい体・骨盤の向きの変更を行えば
 自動的にくっ付いてきますので、格段の意識は必要ありません。

からだと同調、体でクラブが移動させられれば
クラブと体の相対関係はある種固定の状態になります。
上の写真でも クラブと自分の上下関係は変わっても
上から俯瞰した状態では からだとクラブの関係は
3枚の写真共にほぼ同じです。



骨盤を回さず、肩だけ、上半身を捩じっているのであれば
腰痛気味、腰痛の心配がある人、体重がそれなりにある方は
将来を見越して 改善をお勧めします。
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L型ブリストルパター その特徴

2018年10月07日 14時02分46秒 | ゴルフ

このパターの最大の特徴は
その 『ヘッド重さ』 です。


進化版L型ブリストルパターで
          480g
一般的な市販のパターヘッドでは
重いモノでも  330g
軽いものでは  290g  なんていうのもあります。

1.5倍近い重さの違いです。

パターの総重量が 480g というモノも珍しくない中、
その総重量がヘッドに収まっているのです。

この違いは異次元です。
体験したことのない方には説明しきれません。

この重さでないと実現しない 転がり
この重さでないと実現しない 直進性
この重さでないと実現しない テークバックの取り易さ
この重さでないと実現しない 安定した距離感

そう言葉で言う他ありません。



この重さは想像の通り、ボールを飛ばします。
少ない力、小さなストローク、遅いストロークで
遠くまで転がせる と言う意味ですが
飛ばせるパターの威力は絶大です。

このパターを知ると、一般的な
飛ばない、転がらないパターは悲劇とも言えます。




次なる特徴は 形状 です。

その特徴は・・・  特徴が無いコト  です。

最近の変わった形状、
私の目と頭が古いから・・・ と言うのも否めませんが
その形状から 引き方のガイド
どう? どこへ? 引いていいのか全然見えてきません。

マレット系のヘッドに多いですが、
ヘッドにラインなどを引いてあるモノは
やはり 引く方向に迷いを作り出し易く
長く「愛用」するには適しません。
 …まあ 短い使用期間で買い替えてくれることが前提なんでしょう。

この L型ブリストルは引くのに迷いを作りません。
重さも加え、とてもスタートし易いと思います。
   …イップスになることはまずないと思います。
テークバック時、始動時、
パターの移動させたい方向をイメージ、想起させる形状
これを非常に意識してデザインしています。




パターのイップス と言うのを考えてみると
その形状 と言うのも関係があると思います。
特に形状、大きさと軽さの関係は大事で
大きいのに軽いモノは イップスになる可能性が高いと感じます。

また、ショットも同じですが、
パターストロークも グリップを動かして その分、ヘッドを動かします。
そのグリップを動かす量や速度で距離感を作る訳ですが、
ヘッドの重いモノは 始動時、グリップを動かしやすい です。
ヘッドの軽いモノは 始動時、グリップが動かしにくく
 ヘッドの方ばかりが動かしやすくなってしまいます。
この感覚が イップスにいざなう のではないかと強く思っています。

また パターは 転がし たいのです。
ボールを上げやすくする 重心の深さ など全く不要です。
ボールをより転がしたい、良い転がりにしたければ
重心は高く、重心は浅い方が断然良い です。

パターだけに限らず ゴルフクラブのフェースの向きは
ロフトとライ角度も含めたヘッドの向き の複合体 です。

どんなに自分の目に ヘッドが真っ直ぐ動いていても
ロフトの変化が激しい 重心の深いモノ は一定した方向に出にくいうえ、
軽いヘッドと言うのも要素の一つですが、
重心の深いモノは テークバックで外に上がり易くなります。
故にループを描きやすいので 緊張感のある状態では
テークバックの始動が神経質になり易いです。
正直 見た目 大きなヘッド(打ち手からの投影面積)に
   ✊良いことはほぼナニヒトツ無いんですがね…。
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トップで 右ひじが高いのは「ごくごく普通」

2018年10月07日 13時45分35秒 | ゴルフ

良く質問される項目・・・なのですが、
 「テークバック、トップの位置で
 右ひじが高いのはなぜですか?」
 「何が理由ですか?」
 「どんな効果があるのですか?」   と 聞かれます。



どうも多くのゴルファーには
テークバック時やトップの位置で
右ひじが高いのが「好まれないの」ですが・・・
「フライングエルボー」とか名付けられてしまっていますが、
その由来である ジャックニクラウスや
右ひじの高い選手には歴代の超大物(アニカやジャンボ)が多いのですが、
なんでなんでしょうね

まず ごくごく普通に
腕(肘)を曲げる というコトを考えてみると
肘の曲げ方には主に二種類ありますね。

肘の高さを変えず その場で前腕を上げる(起こす)方法
筋トレ的には「カール」と呼ばれますが、
主に腕の中の筋肉を使うモノです。

一方、同じ肘を曲げるのに
上腕を上げることで肘を曲げる方法は
筋トレ的には「クランチ」と呼ばれますが、
主に背中、肩甲骨周りの筋肉を使います。

大きな筋肉を使って ごくごく普通に 右ひじを曲げると
右ひじの曲がった分、肘の位置は高くなります。
ごくごく普通に……です。

ゴルフスイングに当てはめてみると4bcbe6f4
多くのゴルファーは 左ひじの位置が大きく動きます。
右にもズレますが、高さもあがります。
・・・にもかかわらず 右ひじがそのままの高さ、ということになると
クラブは単に右に倒れた状況 になります。

これに大幅に利点があるのなら
それも方法として考慮に入りますが、
クラブが右に倒れれば、ダウンスイング以降の無駄な重さになります。
フェースでボールを打ちたい訳ですが、
いったん ソールがボールを見るような関係になってきます。
それを フェースに戻したうえで、
さらに 元のロフトやヘッドの向きを作る というのを
✊インパクト間際 という高速で忙しい時間に行う 
✊しかも必要以上に重くなっているクラブ(ヘッド)を! です
のですからデメリットしか見当たりません。

まあ…スイングは好み、の部分もあるのは否定できませんから
ご自由にですが、科学的にも、運動的にも何のメリットもなさそうです。


次に 体の関係と右ひじの関係です。
「正しく」右を向くと
スイングの基礎姿勢には
大たい骨と骨盤の角度差…通称:前傾姿勢があるので
右を向いている時は
 右サイドの方が左サイドよりも高い位置関係になります。
✋正しく右を向くとは
前傾姿勢を考慮すると 骨盤、股関節から上の胴体が
しっかり右を向くことで
胴体を捻ることではありません。

よって 両方の肘が 同じ高さ上がったとしても
全く上がらなかった(移動・動作無し)としても
右ひじの方が「普通に」高い位置関係になります。

右ひじの方が高いのは
技巧的な部分は何一つなく、
腕の作用、働きや からだの回転との関係からすると
ごくごく普通な結果(見た目)なのですが、
それでも嫌と仰るのであれば、何も言うことはありません(^_-)-☆

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ゴルフ◇クラブ調整

2018年10月06日 23時15分06秒 | ゴルフ



ライ角度やロフト角度など
調整やフィッティングの仕事がたびたびあります。



ボールがつかまらないや
左に引っかかる など症状は色々だと思いますが、
軟鉄のアイアンだから 物理的には調整は簡単です。
1セット 調整だけなら30分もかかりません。

ですが、その症状がライ角度やロフト角度のせい
とは限りません。


ご依頼の際は
✋スイングや総合的なクラブ診断は抜きに
 単に ライ角度・ロフト角度を指定して下さるか
✋スイングも含め、クラブ診断をして
 その症状を取り去る原因を見つける方がよいか
正直におっしゃって下さると助かります。



ご本人が上手く打ててない なんて言いません。
私達は アマチュア…言葉悪く言えば 素人ですから、
上手く打てないのはある意味、当然。

そうでなく、
『つかまらない』
『ひっかかる』
『ボールが上がりすぎる』
『ボールが上がらない』
などの原因は もう少し複合的な要素で生まれます。


スイング、クラブの扱い方との兼ね合いもありますが、
ライ角度やロフト角度は
『使う方の体力』や
『装着されているシャフトの硬さ』
『ヘッドの重さ』
と『ロフト角度やライ角度』
の兼ね合いになります。
   特に シャフトの硬さは一番比重が重いですね…。

ライ角度の調整が有効な場合は
ソールの傷の位置 (ヒール~トゥ方向) と
フェース面上のボール痕(ヒール~トゥ方向) が
一致している場合のみです。


ソールの傷は トゥ側にあるのに
フェース面上の打点(打痕)がヒールにある場合など
ライ角度を プラスマイナス2度調整しても
ほぼ何も効果はありません。

また ライ角度はロフトの立ったモノに対しては
あまり出球の左右方向への影響は大きくなく
30度よりも立ったロフトの場合、
2度程度の変化では 方向を左右しません。
45度よりも寝た、大きなロフトの場合
ライ角度の方向への影響はかなり大きいです。

で、困ったことに市販のアイアンセットは
全体の中で ウエッヂのシャフトが硬めのことが多く
シャフトの硬さの流れ、セットとしての流れが
崩れていることがとても多いことです。



ライ角度は使う方のヘッドスピードと
シャフトの硬さに非常に左右されます。
硬いシャフトを使う場合は
 やや寝た…数値の小さいモノでも使えますが
柔らかめのシャフトを使う場合は
 やや立ち目、アップライトな方が使い勝手は良いです。

ですが、ライ角度は使ううちに
そのライ角度に応じて 無意識に、そこそこ時間をかけて
ボールとの距離を変えたり
構え方が変えてしまう、変わってしまうこともあるので
フラットにすれば、アップライトにすれば
万事解決するモノでもありません。


と 同時に
 硬いシャフトを自分からしならせて使うように成れば
 また話は変わってきます。
やはり 使うのは人間なんだ というコトです。


また ロフトに関しては
ボールを立てる調整に関しては
ロフトを立てると それと同量バンス角度が減ります。
ロフトを寝かして打つ傾向のある方や
煽り打ちが多い方などは
数値としてのロフトが立っても
 実質使用ロフトは変わらなくなるので
調整の意味はありません。



ロフトに関しても、ライに関しても
まあ、例外がない と言って良いほど
調整が必要な方は キツイスペック
要するに 硬くて使いきれていないシャフトを使っています。

厳しい言い方ですが、ライ角度には疑問を抱くのに
シャフトの硬さには疑問を抱かない というコトの方が
問題を深くすると「わたしは」感じます。
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知っていますか? ライ角度が方向に影響を及ぼすのはロフト45度以上から

2018年10月06日 23時10分18秒 | ゴルフ

ライ角度は大切なものなのは確かです。

最近のドライバーは一時流行った(随分昔かも…)
フックフェースのドライバー
  (ドライバーのフェースの角度が左を向いている)
が姿を消し、かなりアップライトなドライバーが
増えてきています。
20年前は 45インチで57度位が普通でしたが、
そのフックフェースのブーム消滅。。。と比例し
いまでは45インチ62度、63度も珍しくなく
なんと ライ角度65度を超えるようなものまで
出てきています。



でも実は ロフト角度のちいさなもの(立ったモノ)の
ライ角度の実質効果はほとんどなく
ロフト10度だとすると
ライ角度が3~4度変わっても
飛ぶ距離に対し1%程度しか左右の方向に対する
影響はないのです。

200m飛ぶとして4m弱しか影響はないのです。

ロフトの立ったものに対するライ角度の影響力は
見た目、右を向いていない と言う安心感
が一番強いのですが、
過度なアップライトは
自然な時間の中でボールとの間合いが詰まり
前傾姿勢がなくなり易い と言う弊害も含んでいます。

ロフトの立ったもの
そうですね。。。30度位…6~7番アイアン辺りまでは
ライ角度の方向に対する実質的左右の方向に対する
影響はほとんどないと考えてよいと思います。

ところが ロフト40~45度辺りを超えると
ライ角度が1度左を向くと
フェースもそのまま「1度」左を向くことになります。
ウエッヂなど50度超えるものはもっとです。

ロフト45度を基準にすると
ライ角度 1度 の影響は
飛ぶボールの距離に対し 5%以上左右にずれる ことに
なるため、注意が必要です。

ただ ここで非常に注意が必要なのは
確かに それぞれの人の構えに対するライ角度という
静的なライ角度は重要ですが、
インパクト時の動的なライ角度には
シャフトの硬さやヘッドの重さなどが関与するので
それらをちゃんと考慮してライ角度を設定するべきです。


ウエッヂのライ角度を調整する際は
必ずソールを見て下さい。
ボールが左右どちらかに飛びやすいから
ライ角度をいじろう と思う場合、
例えば 左に飛ぶ⇔フラットにしたい
 ソールの傷がヒールに集中していない では
ライ角度をフラットにしても方向には意味をなしません。。。
というか ライ角度以外の要素がボールを左に行かしています。

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なんだかな~ のスイング論

2018年10月05日 16時11分16秒 | ゴルフ



私は強く思うんですが、
ゴルフのショットは
人間の動作とクラブの複合。。。というか合体によって生まれます。


それは必ず 双方 影響しあいます。

ですので クラブのメカニズム
非常に基礎的なモノであっても
そのメカニズムを無視して 勝手にこう動け
という スイング論が多すぎる気がします。

勿論、動作からクラブへ という逆もあります。




しかし クラブは基本固形物で
形を変えたりしないばかりか
番手間では たった数度、
アイアンで言えば隣同士とは 4度程度の
その『角度差』が重要になる…筈…です。

よって フェースローテーション という
ヘッドをぐりぐりと 何十度も回転させる打撃方法が
ゴルフクラブを効率良く使う方法には
逆立ちしても思えないのですが、そこのところ
レッスンプロなどはどう考えるんでしょうねー。



また 流行りのスイングプレーン論も
上から見た インサイドアウト とか アウトサイドイン ばかりが
語られていますが、 ヘッドの高さ変化
上下の移動も スイングプレーンなのですが
そちらについては言及されないのでしょうか・・・
なんだか 片手落ちの気が否めないのですけどねー。




ボールと接触するヘッドにある
ロフトとライ角度 そしてヘッドそのものの向きは
立体に構成されていますし、時間進行があるので
絡み合った関係なのです。

静止画のインパクトで同じ姿勢であっても
それが 上から10度の角度で入ってきているのと
下から10度の角度で上がってきている のでは
同じ弾道、同じ距離、同じ方向、同じ回転 にはならない訳で
✋似たような距離 と
✋似たような方向 そして
✋似たような球質 であるから
インサイドアウトなど 左右の軌道だけでは それは決まりません。

ゲームとして計算が立つ というのが基本の考えではないんでしょうかねー
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