しっとう?岩田亜矢那

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シティグループ解体

2009年01月17日 21時45分55秒 | 社会問題
アメリカの金融危機の第二幕が切って落とされたようだ。

不良債権処理を行い、公的資本注入をしたとて
それを上回るスピードで資産は棄損してゆく。
いくら処理しても次から次から湧いてくる不良債権
これは日本の失われた10年と同じパターンだ。

当時の日本の金融機関も
最初は隠蔽・粉飾していた財務も
その内、自分でもどれだけの不良債権が存在するか判らなくなってしまっていた。
ましてや、証券化によりまるで地雷の如く深く、そして広く拡散して
更には思いっきりレバリッジがかかっているときた。
日本の場合は、もう処理というレベルではなく
不良債権をひと括り、袋詰めにして
二束三文でバルクセールにて債権そのものを消し去る事に
つまり債権を無かった事にして初めて復活への第一歩を歩みだしたのだが
その時のバルクセールの買手であったハゲタカファンドはもう存在し得ない、
いやそのハゲタカの飼い主自体がもがき苦しんでいるのだ。

もう買手はいない、
いやこれだけ深く、広く拡散してしまった債権を売払う事はもう不可能かも
そんなところに資本注入しても、底の抜けたバケツに水を注ぐようなものだ。

「破綻処理」もうこれしかないだろう
アメリカのヤバ気な金融機関は一度破綻させて
場合によっては解体・清算して処理する必要があるかも知れない。
「Chapter 11」ではなく「Chapter 7」の適用だ。
それはAIGを始めとするCDSの担い手達の連鎖倒産を呼び
未曾有の金融恐慌を巻き起こすかも知れない。
しかし、一度「金融的焼け野原」にしてしまわない事には
今回の「100年に一度の金融危機」からの再生は有り得ないような気がしている、

てなんか征韓論の時の西郷隆永のような気分になってきちゃったな~
でも経済閉塞突破の手段として、
過去の歴史の如く「戦争」を選択するのだけは絶対認めないぞ、
オバマちゃん!