今宮戎の福娘さんを撮影するなら平日の昼間、
出来れば午前中だけど、まあ夕方4時頃までなら境内も空いている。
但し、10日の本戎の午前中は主力部隊が宝恵駕籠行列に行かれるのでご注意。
今宮戎の福娘さんはお手すきの時なら、カメラを向けると必ず笑顔と目線をくれはります。
たぶん、今宮戎の方からそう指導されたはるんだと思う。
だから境内が空いてる時間帯なら、コンデジやスマホでも充分撮影されてもらえる。
シャッターを押したら、口の中でで良いんで「有難う」と言って会釈しましょう、
福娘さんも会釈返してくれはって、とても嬉しい気分になれまっせ。
それでも、どの福娘さんも忙しそう、って時は拝殿の向かって左側のお神楽殿へ行ってみよう。
ここにはお神楽の受付をする福娘さんが待機されている。
この福娘さんは福笹への縁起物の授与はされないので、撮影させて貰いやすい。
巫女さんが実際にお神楽をされてる時なんぞは更にラッキー!
その内だんだん「福笹に縁起物を付けてる福娘さんを」と欲を出し出すと、
正面は当然、その福笹の持ち主の方が居た張るし、笹が福娘さんの顔を隠してしまう。
だから、邪魔にならないように、端っこから、柱の影から、横から狙うんですな。
その際、ピントは9点式なんかにすると間違いなく笹を拾ってしまうので、絶対真ん中の1点にして。
望遠で横顔の表情だけを撮るってのも方法。
後、小ズルイ方法として
福笹に縁起物をつけて貰った参拝客さんが
「福娘さん、その笹を持った姿、一枚良いですが」
のリクエストに応えてる福娘さんを、福笹の所有者さんの斜め後ろから望遠で撮る、と。
ロングで撮ると、後ろに今宮戎の方が油断してる姿が映り込んでしまったり、
後ろのダンボール箱が入ってしまうので、ちょっと興冷め?
だから夜なんかは特に単焦点レンズで後ろボケが効果的なんだけど、
これがあの混雑ではピント合わせが死ぬほどムズい!