イギリスのEU離脱や、トランプの共和党大統領候補のニュースに付随して使われる
「ポピュリズム」
大衆迎合主義と訳され、出来もしない、耳障りの良い言葉で民衆を扇動する、
古くはヒットラー、現代では小泉純一郎、橋下徹、安倍晋三等が挙げられる。
ドイツや日本が軍国主義から戦争へ突入したのは、ポピュリズムが大きな流れを作った。
ポピュリズムが大衆迎合主義であるなら、民衆にとっては良いではないか?
と思いがちだけど、ポピュリズムによって民衆はいつの間にか自らを縛り付ける、
小さな声は、反対意見は「非国民」と弾圧されて、気づいた頃には特定の為政者の独裁となる。
今年、「金本ポピュリズム」が吹き荒れた。
金本新監督の行動、発言は全て絶賛された。
何ら根拠のない威勢の良い、耳障りの良い発言に多くの阪神ファン達は酔いしれた。
在阪御用マスコミ達の提灯記事が更にそれを煽った。
ただ、政治的ポピュリズムが気づいた頃には戦争へ後戻りの出来ない所へ来てしまったのに比べて。
金本ポピュリズムは気づいたらリーグ最下位に転落してた。
稚拙な采配、
ただただ若手選手をとっかえひっかえしてるだけの「超変革」
格好つけに大切なキャンプ&オープン戦の貴重な時間を浪費してしまった為、
ここにきてミス連発と言うツケを払っている事実。
それでもまだ虎ファン達は「金本ポピュリズム」に熱狂するのであろうか?
何も、監督交代しろ!
と言っているのではない。
ファンウケする、耳障りの良い言葉はもう必要ないので、
ちゃんと地に足をつけた努力をして下さい。
金本電力も、矢野助監督も、掛布二軍監督も、
自分たちは何ら指導者経験の無いビギナーと言う事を認め、
自分たちも試行錯誤し、基礎から学ぶ事を恥ずかしがらずに行って頂きたい。
何度も書いてるけど金本電力の
「若手を育ててチームを変える」
と言う方向性は間違ってるとは思っていない。
ただ在阪御用マスコミに乗せられて、なんか勘違いしてまへんでしたか?
その結果が今の成績ですよ!って事でございます。
この際、最下位なら最下位でかまなわい。
ただ今度は手のひら返しの、大衆に迎合した御用マスコミの批判をおそれて、
一気に方向転換、ここまでやってきた事を全て無駄にするような事だけは避けて頂きたい、のでございます。
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