《解説編》意味がわかると怖い話２２３９ 「同じ音」

語り手の四方にも同じ造りの部屋があり
同じ紙が置いてある。

よって語り手が
『ちくしょう！！何なんだ！！出してくれ！！』
との叫びを発した為に、四方の部屋に監禁されている者が同じ言葉を発した。

この四方の部屋の更に四方にも同じ部屋があるのか？

無かったとしても、語り手を含む五部屋の監禁者は再び
『ちくしょう！！何なんだ！！出してくれ！！』
と叫び、これを永遠に繰り返す必要がある。
力尽きた者が次々と死んで行き、最後の一人だけが生残るシステム。

ただ、
『聴こえてくる音と同じ音を鳴らして下さい』
は「何秒以内」とは書かれていない。
また「どれだけ忠実に」との縛りも無い。

つまり毒ガスが出るとしても機械仕掛けではなく、
誰かが耳で判定してスイッチを押そうとしている。

音だけではどこの部屋から出た音か判定が難しいので、
多分どこかに隠しカメラがある。

『天井の端に小さな通気孔がある』
の奥にあるであろう隠しカメラに向かって、
一斉に中指立ててやったら？？

〔旧阪神タイガース〕同点打の西岡、一塁上で負傷！だらだら様子を見に行く金本監督

君こそ全力疾走で駆けつけろ！
なんや「また西岡だから大袈裟な」とでも疑ったのか？

いくら
「第二の欽ちゃん球団」「エンターテイメント野球」
で結果は関係ない接待野球とは言え、
いや接待野球だからこそ真剣にやってると、
せめて演じろ！

金本電力からみたら、
どんな理由があるにせよ、西岡のように怪我で退場する者は選手失格、と思ってるのかもしれない。
でも自らや鳥谷の連続イニング出場記録が、
いったいどれだけの犠牲の下に成立しているのか、自覚してるのであろうか。

きっどさんは鳥谷を責め様とは思わない。
巷で囁かれているような契約の裏条項や、鳥谷の意思で続けているとはとても思えないからである。

また、金本電力が連続フルイニング出場記録を無理やり続けていた時、
レフトの守備位置まで鳥谷が守る、ショフトとまで呼ばれた事に恩義を感じて、
ってのも大いに否定したい、利権金本はとてもそんな玉ではない。

鳥谷の連続フルイニング出場記録を、
守備の衰えや打撃不振で監督から途切れさせる事は、
自らの世界記録をも冒涜する事となる、
つまり「１４９２試合連続フルイニング出場記録」はそれだけ凄い記録なんだぞ！
と言う誇示の表れと理解している。

鳥谷は鳥谷で「スタメンから外してくれ」と金本電力のように自分から申し出るのは
「監督の専権事項へ対する越権行為」
だと心得る常識人。

鳥谷がスタメンから外れ、
若しくは出場選手登録を抹消され、
怪我の治療に専念できるのは、シーズンオフまで待たねばならない。

にほんブログ村

大橋巨泉、８２歳で死す！都知事選に与える影響は？

今上、永六輔と同学年、
同じ学年の女性と言えば黒柳徹子にオノ・ヨーコ、
ひとそれぞれとは言え、この年齢になると女性は元気だなあ、やっぱり。
先日、この学年のペギー葉山がラジオのライブで、大病を克服したもんたよしのりと共演してたけど、
どっちが年上か判らないほど、お元気だったもの。

昔は巨泉が大嫌いだった。
「野球は巨人」
って言ってる時点でもう大悪人、
との教育を受けてきた世代だったし。
しかも偉そうで、東京ローカル色をプンプン匂わすキャラが受け付けなかった。

いつしかテレビ全体の「東京ローカル色」が薄まり、
また竹下景子さんの大ファンだったきっどさんは
「クイズダービー」を毎週楽しみにしていたりして、
知らない間に巨泉アレルギーは消えていた。

巨人ファンで、東京色をプンプン匂わせ、態度がデカイ。
って事で「体制側の人間」だと勝手に思い込んでいたけど、
実は正反対の「反権力思想」の人物だと言う事が薄々判ってきた。

競馬・麻雀と言うギャンブルや、ゴルフ・ジャズ・釣りと言う大人の趣味を極めて、
５６歳でセミリタイヤは、言わば男の憧れである。

ただ晩年、次々に癌に襲われて戦っている様、
週刊現代のコラムでたまに読んでいたけど、
壮絶と言うより、理路整然としていて、まるで経営しているようだった。

ただ、１１年にも亘って癌と戦った巨泉がガリガリになった姿をテレビで晒し亡くなった事。
都知事選候補である鳥越俊太郎にネガティブな影響を与えそう。
両者の癌は全く違うし、現時点では再発していないので健康的な問題は無いにしても、
「大丈夫かいな？」と懸念する有権者も少なからず居ると想像できる。
現在７６歳と言う事は東京オリンピック直前の選挙で再選されれば最後は８４歳。
現時点の巨泉や今上より２歳も年上となる、これまた「大丈夫かいな？」と。

鳥越、小池、マック赤坂の三者がほぼ並んでいるとの情報だったけど、
巨泉の死がきっかけとなって小池百合子が当選したとなったら、
大橋巨泉も自らの死のタイミングについて、あの世でかなりくやしがってるかも知れない。

クマゼミ難民がうるさい～！

庭の樹のごく一部、これがびっしり遥か上の枝まで続くから、
全体では数十匹、ひょっとしたら百匹以上棲んでるかも？
こやつらが夜明けと共に一斉に鳴き出すのであります。

蝉は1週間の儚い命、と思われがちだけど、
クマゼミは地上に現れてからでも2～3週間生きてる

つまり少なくとも、お盆の頃まで、午前中は大騒音である。

去年までも蝉は大量に居たけど、
こんなに低い位置まで、腰の位置の下くらいまで張り付いてなかったけどなあ。

お向かいの家が壊されて更地になったので、
その下に潜んでいた幼虫が地上に出てきても張り付く樹が消失していて、
ウチの樹に引っ越して来たのかも？
いわばクマゼミ難民の受入をしたのである。

高い場所に居てくれてたらまだ音がうるさいだけなんだけど、
腰の位置くらいまでびっちり張り付いてると、
きっどさんが横を通る度に驚いて、一斉に２～３０匹が、
ビビビ～と飛び立つんですな、
セミだからおしっこを飛ばしながら。

まあ、セミのおしっこは樹液なので汚くはないんだけど、
結構な量を頭の上からかけられると好い気なしませんな。

おまえら、調子に乗ってると庭の土をコンクリートで固めんぞ！！

意味がわかると怖い話２２３９ 「同じ音」

目を覚ますとおかしな場所にいた。

ドアも窓も無い白く四角い部屋の中。
狭い部屋の真ん中に一枚の紙だけが落ちていた。

「聴こえてくる音と同じ音を鳴らして下さい」
「同じ音を鳴らすのを止めれば毒ガスが出てあなたは死にます」

見ると天井の端に小さな通気孔がある。
天井は妙に高く通気孔には届きそうにも無い。
全く意味がわからない。
一体何がどうなっているんだ？
考えを巡らせながら、とにかくジッと耳を澄ましていることにした。
この紙に書かれた通りに音が鳴るのを待つしか無い。
それがきっと脱出のきっかけになるはずだ。

一体何時間経ったのだろう。
何もせずただジッと耳を澄まし続けていたが、もう限界だ。
俺がこうやってジッとしているのをどこかでニヤニヤしながら見ているに違いない。

「ちくしょう！！何なんだ！！出してくれ！！」

堪えきれず壁を思い切り叩きながら思わず叫んでしまった。
すると程なくして四方から壁を叩く音と共に叫び声が聴こえてきた。