しっとう?岩田亜矢那

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〔旧阪神タイガース〕雨天ノーゲームのお蔭で視られた「さらば闘将 追悼 星野仙一」

2018年08月31日 19時49分34秒 | 虎ブロ


驚いた事に金本終身監督は、
この星野仙一監督を真似てるらしい。
表面上なぞっても、それは寧ろ逆効果である事、
さすがの金本終身もそろそろ気付きだしたであろうか?

赤星が唯一、星野監督に誉められた話を聞いて、泣いてもうた。
たぶん計算じゃないんやろな、

しっかし、来週は猛烈な台風も来るし、
本当に全試合消化出来るのかなぁ?
ウチはCSと関係ないし、
日本シリーズ終了後にボチボチやるか?

意味がわかると怖い話2726 「きょうだい~黒腹の庭のアリス 」

2018年08月31日 08時56分47秒 | 意味がわかると怖いコピペ
とある山奥の小さな廃屋で、男の子2人の死体が発見された。

これはその時子供が持っていた小さなノートに書かれた内容と、刑事の苦悩のお話である。



7月25日
今日から夏休み。
夏休みの宿題で、日記書かなくちゃいけないから、小さなノートと鉛筆は持ち歩くことにしようっと。


7月26日
僕は恭。
弟の大とはちょう仲良し。
最近お母さんがいなくなった。お父さんがおまわりさんにお母さんを探してって頼んだみたいだけど、一週間たってもお母さんは帰ってこない。
お母さんどこ行ったの?


7月27日
お父さんがおまわりさんに会いに行ってくるから、お留守番してるように言われた。
でも、大と二人で公園へ遊びに行って遊んでたんだ。そしたら、知らないお姉さんに声をかけられたんだ。すごくキレイで優しい人だった。
でも、子供っぽいしゃべり方だったな。


7月28日
今日は、大とカブト虫をつかまえに神社に行った。 大のやつ、カブト虫つかまえたよ、って、それはクワガタだから。


7月29日
大と公園に遊びに来てます。砂場でトンネル作ってます。
あ、あのお姉さんだ。
お姉さんが来たから続きはお家で書こう。


お姉さんと遊んだあと、お姉さんがお母さんに会わせてくれるって言うから、大と一緒にお姉さんの車に乗ったら寝ちゃったみたいだ。ここはどこだろう?
お姉さん、お母さんのお友だちって言ってたな。


お家に帰りたい。
今日はずっと夜みたいに暗い。となりにいる大が泣いてる。
お兄ちゃんだから、僕がしっかりしないと。


今何時だろう。あつい。
お日さまの光が見えないから何時か分からない。
大が、おなかすいたって泣いてる。
僕もおなかすいた。
あつい


怖い、怖い、お母さん、怖いよ


大が○ケモンの話をしてきた。うるさいうるさいうるさいうるさいうるさい


大はまだねてる。
僕ももう一度ねよう。
あつい。のどかわいた。
お腹すいた。


お腹すいたなぁ。


ノートの紙を食べたけどお腹いっぱいにならない。
大、いつまでねてるんだよ。


車に乗る前にお姉さんが言ってた言葉を思い出した。

『お母さんに会わせてあげるからね。』




パトカーの音だ。
めずらしい音だなあ
ぼくのしょうらいは、おまわりさんになるのがゆめだったん






ベテラン刑事の伊達と部下の柴田は車を走らせていた。

警察署に一本の電話が入ったのは一時間前のことだ。


トゥルルルル


『はい、○○警察署です。事故ですか、事件ですか。』


『ふふふふ。
緑ヶ丘公園の裏山の小屋に、子供達が閉じ込められてるよ。
早く助けてあげて。』


『はい?イタズラですか?あなたのお名前は?』


『私は……アリス』


ガチャ、ツーツーツー……

公衆電話からかけられた電話は、そこで切られた。


捜査に回されたのが、伊達と柴田だった。


伊達と柴田の乗る車がサイレンを鳴らしながら緑ヶ丘公園前に到着した。


公園裏の裏山へ向かう。


山の中腹辺りに、一件の廃屋が建立されていた。

柴田が廃屋の扉に手をかけるが、鍵が掛かっているようで簡単には開かない。
というより、扉全体が何かで固定されているようだ。


ガチャ、ガチャ、ガチャ、……ガチャンッ!!


鍵をこじ開け、暗い室内に伊達と柴田が入ってきた。

室内に篭る暑さからして、気温は40度を軽く越えていそうだ。


柴田が室内に寄り添って寝転がっている少年たちの元へ駆け寄る。


柴田『伊達さんっ、いましたっ!』


伊達『息はっ!?息はしてるかっ!!?』


柴田『…2人とも、してません……。』


伊達『…くそっ!!遅かったっ!遅すぎたんだっ!!くそっ!!』

伊達が壁を殴る。


室内は内バリが施されており、外の光が一切入ってこない密室だった。


例え動けたとしても、子供の力で先程の扉を開けることは出来ない。
ましてや、この暑さだ。
動ける気力も無かったことだろう。


柴田が少年の手元から何かを発見した。


柴田『伊達さん、これ…』


柴田が伊達に小さなノートを手渡した。


伊達『…ノート…か。』

伊達はノートをめくった。

伊達『…………。』


最後のページに書かれていた文を読み終えたとき、
伊達の手からノートが床へ落ちた。


柴田『伊達さん…?』


伊達『…なぁ、…俺達が乗ってきた車のサイレン、最近変わったか…?』


柴田『え?は、はい。覆面と緊急車両で区別をつけるということで…。
確か、今日から変更になりましたが、それが何か?』



伊達『………くそっ!!!!!』


伊達の声が室内に響き渡った。



外では蝉の鳴き声が夏休みのうだるような暑さを伝えていた。




『あの2人、みゆきちゃんとは会えたかしら……。
ふふふふ。』