冬になり、居住区前の並木がすっかり落葉してしまった。見晴らしが良くなったが、道路や庭は落葉で大変なことになっている。日照時間が短くなり、天気も曇りがちで、撮影には不適。春が待ち遠しい。
昔、どこか(日本)の模型ショウで、ASTERブースを覗いていて店員につかまり、色々苦労話を聞いているうちについ買ってしまった縦型ボイラ機のキット。その昔LGBに嵌って、庭に線路を敷いたりしていたが、長期出張したり遠隔地に飛ばされたりで面倒見切れなくなり休止線になっている。いつか再開する時に屋根を付けてスティームトラム風にしてやろうと思っている。工房再開後ぼちぼち組んで、何とかここまで形になったが、片側の気筒の動きが渋いためあちこちいじって調整中。
最近あちこちで撮った写真。
郵便会社所属の郵便電車325系。Newcastleの手前のTyne Yardで昼寝している。交流Networker 365系を郵便専用にしたものだが、ドア配置が結構違ったりして、365系の窓埋め塗り替えだけでは出来ない。365系自体も模型化されていない。後ろにいるDBロゴ入り貨車は、ドイツから来たのではなく、DBが出資している英国の貨物輸送会社所属。
Middlesbrough郊外、Tees川河口近くにある港の引込線のヌシ。その筋には有名なHunslet社のロッド式DLで、屋根を不自然に平らに切られた辺りが曰くあり気。普段は立ち入り禁止エリアで仕事していたり庫内で寝ていたりで、なかなか写真を撮らせてくれない。
近所の保存鉄道で保存されているタンク車。ミルクは油より比重が重いためか、小柄な割に3軸履いている。隣の油タンク車は2軸。タンクは修理で降ろすことがあるが、バンドで締めただけでは連結時にすっぽ抜けるので、留め木でしっかり押さえている。急行ロンドン行と書いてあるが、このタンクで冷蔵もせずに何時間も掛けて運んでいたのか? 瓶詰、配達時間まで考えたら、腹壊しそう。
実物貨物ネタが続いたので、模型ネタで締める。去年阿知須の貸レで日本版マイルトレインをやってみた時の写真が出てきた。所有する黒貨車を総動員したが、1kmに満たず。連結器はカトカプかGMナックルに交換済だが、富の貨車は交換が難しく、除外。載線は大変だったが、2軸貨車のジョイント音は心に沁みる。