9月に入ったと同時に父が今年2回目の救急搬送、
ドタバタやっていると、毎日が早い、そしてまだ暑い!
気づいたらもう9月も半ば。
そもそも体育会系で汗っかきではあったけれど、
家の中で家事をしているだけで、
襟足やおでこから汗が滴り落ち、
汗だく、びちょびちょになるのは、いかがなものか。
エアコンの効いたリビングに入れば、汗が冷えてはっくしょん!大魔王~って感じです。
暑さ寒さも彼岸までって今年は言えるのかしら。
父の方はおかげさまで、早目に対応できたおかげで、
今回も何とか大事には至らず、退院となりそうです。
前回同様、隣の市のかかりつけの病院に搬送できるかと思いきや、
休日の早朝、重症患者を救急対応中で受け入れを不可とされてしまったことから、
救急隊が市内のめぼしい病院を当たってくれるも受け入れが不可の回答ばかり。
あー、休日の早朝って一番厄介な時間帯なのだわと思いながら、
救急車の中でひたすら待機。
受け入れ先が見つからず、家に戻されても困るし、
とんでもなく遠方の病院まで連れていかれても困るし、
どうしたらよいのだろうと途方に暮れていたら、
入院は不可だけど、診察だけなら可と大学病院のERが受けてくれた。
娘さん、どうしますか?と言われ、
お願いしますの一言。
安堵しながら、シートベルトをしめたと同時に、
サイレンとともに走っていく救急車。
フロントガラスの隙間から見える外の景色を見ながら、
今どこを走っているのか、必死に確認しようとしている自分。
やっとついたと救急車から降り、
救急外来の受付で手続きを行い、
椅子に座る。
父は処置室に運ばれて、点滴が始まったようだ。
救命センターと休日の救急外来の受付になっている場所。
休日の早朝、外に救急車は3台ほどいたけれど、
最初は静かだった。
でもその静けさは、短かかった。
次から次へと、サイレンの音が聞こえてきて、
人が増えていく。
座る場所もない状態になってきて、
救急車で運ばれた人の家族も後から続々とやってくる。
救急車で運ばれてきて、処置が終わり、
バスの時刻表を見て、自分で歩いて帰ろうとしている人。
大丈夫なんだろうかと見ているこっちが心配になる。
道端で意識を失い倒れていたところを、救急搬送されてきた男性、
倒れた時に頭を怪我して、ネット包帯をして処置室から出てきた。
どうやらてんかん発作がある方らしい。
年配の父親が迎えにきて、座って二人が会話していると思ったら、
その男性がまたてんかんの発作が始まってしまった。
けいれんと口から泡を吹いている様子が見えて、
横になってしまい、
父親が大丈夫か!と、声をかけている。
周りの人は、びっくりして、動けず、
はっと気づいて、いかん!と立ち上がり、
関係者以外立ち入り禁止のドアを開けて、
すみません、また発作起こされました!と大声で叫ぶ私。
ストレッチャーが運ばれてきて、すぐにまた処置室に搬送される男性。
何があろうと、ここにはERの先生方がいるから、
最短で適切な処置がされるはずとそこは安心感が半端ない。
横では、男性二人が受け付けに来て、
〇〇警察署の刑事一課ですが、、、、との会話が聞こえてくる。
刑事さんか、、、
このカオスな状態。
ERの現場がドラマ化されるのが分かった気がした。
父は、一通りの検査を行い、やはりこれは入院が必要と医師が判断。
手術後からのデータが全部揃っているいつもの病院に入院した方が良いと言われ
朝、8時前に運ばれて、その時点で、14時を回っていたので、
先生がいつもの病院に連絡を入れると、今なら受け入れ可との回答。
そこからデータの準備をしてもらい、
隣りの市のいつもの病院へ、救急車でまた搬送となったのでした。
ついた病院では、恐らく父と同じぐらいの年代の施設から運ばれてきた女性が一人。
意識はあるけれど、酸素飽和度がかなり低くて、
付き添いで来ていた施設のスタッフの人が説明を受けていて、
家族が後から到着。
他人様だけど、同じタイミングで運ばれてきている同志のような気持ち。
ガンバレ、ガンバレと心の中で思う。
ここでもまた検査をすると言われて、廊下で待っていると、
兄が車で来た。
はい!と手渡されたのは、家で待つ母が握ってくれた梅干のおにぎり!
アルミホイルで包まれていて、まだ温かい!!
そうだ、今日はまだ何も食べてなかった。
時計を見たら、16時近く。
誰もいない病院の片隅でたべた母さんのおにぎり、
めちゃくちゃ美味しかった(涙)
父は点滴をしながら、無事に病棟のベッドに横たわり、
帰宅後に、嫌な電話がかかってきませんようにと祈りながら、
その日は病院を後にしたのでした。
ながーーーい一日でした。
この日お世話になった救急隊員も、キビキビとしながら優しく、
心強かったです。
人生で、一度も救急車に乗ることがない人も多いと思うけど、
この日は2回もお世話になりました。
ひとつだけ、いつも思うこと。
救急車って、どうしてあんなに揺れて、
ガタガタと道路の凸凹が響くのか。
運ばれている患者にも結構響いているのではないかと思うのですが、
乗り心地は、いまいちなのです。
わがまま言ってごめんなさい。(^^;)
後日、近所の親友とガストで待ち合わせ。
こんなことがあってね、、、とマシンガントークで、
近況を報告。
あーーーーー、おしゃべりは最高。
ガストの桃パフェは、終わってしまって、
ぶどうバフェになっていました。
私は、焼きたてリンゴパイにソフトクリームをトッピングしてオーダー。
焼きたてでサクサク、美味しかったですぅーーーー!