絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

1Q84 BOOK3 読了

2011-12-10 | 読書
1Q84のBOOK3を読み終えた。

1Q84年から1984年に戻ってきて、一つの物語が終わった。
そう考えれば、ナルニア物語の洋服箪笥が思い出される。

しかし、戻ってきたつもりが、そうではなく第三の世界なのかもしれないとも書いてあった。確かに、月は一つだが、エッソのトラの向きは?どうなのか、今度、町を歩いたら確認してみたい。

私は、最後に高速道路の階段を上るとき、天吾が消えてしまうのではないかと思った。青豆が振り向いたら、消えるというギリシャ神話のオルフェウスのことを思い浮かべていた。
しかし、そうではなく、青豆は天吾を月が一つの世界に連れてきてしまった。

ここが、元の1984年だと仮定して考えたとき、1984年にはそこで生きている天吾がいるのではないか?その天吾は、どこで何をしているか?と考えてしまう。

1Q84年にも、もう一人の青豆がいるのではないかと頭をよぎったが、出てこなかった。

また、1984年では、空気さなぎは出版されているだろうか?
青豆が1Q84年で殺した人物は、1984年では、生きているのか?

天吾は、その世界を猫の町と呼んでいた。1984年の天吾は、千葉県の猫の町に行って1Q84年に入り込んだのか?

その辺りが、考えたらいろいろに考えられる。

これから、この二人はどこへ行けば良いのだろう?

まず、青豆が住んでいたところは?もし、世界が元の1984年ならそこは住めるのではないか?そして、またインストラクターとして働けるのではないか?

天吾は、1984年の天吾が1Q84年に入り込んだのなら、一人しかいないから、やはり出版社に勤められるのではないか?などと考える。
しかし、時間的には八ヶ月の空白があるから、元の仕事に戻るのは無理かなとも思う。

ただ、天吾は猫の町から入り込んだのなら、高速道路の階段から戻って大丈夫なのか?
そういう問題も残る。


この物語は、まだいくらでも続きが描けそうだなと思う。

また、1Q84年に行くこともできるかもしれないし、別の世界を旅することもできそうだ。BOOK4を書いているという噂もまるっきりデマではないように思う。






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水彩画4号

2011-12-10 | 私の絵
私が三日坊主宣言をして取り組んだ4号の水彩画です。



これは、以前デッサン会で外に出て描いた金屋の風景です。
本庄市児玉町は、このような手ごろな山があり、畑がありという場所です。
遠景、中景、近景という組み立てを見てください。山の麓の地平線近辺に森や建物などが集中します。
重要なのは、近景に何を配置するかです。手前の大きな草と遠景の小さく見える物との対比で山里の雰囲気を出しています。
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手のクロッキー

2011-12-10 | 受験生の指導
Uさんに、手のクロッキーをやってもらいました。
一枚が15分から20分くらいです。

   

いつもは、自分の手をデッサンしていますが、いろいろなポーズを描くには自分の手だけでは、限界があります。
一つの工夫は、鏡を見て描くのも良いでしょう。
今回は、私が人物の写真集を買ったので、それを見て描いてもらいました。

デッサン会で人物デッサンをやりますが、そのときも、あと手が上手に描けていたらいいデッサンになるんだけどなあと
思う事が多々あります。手のデッサンと言うと初心者がやるように思う人もいますが、そうではありません。
人物画を描くときの重要な部分です。顔と手がどのように描けているかで、その画家の力量がわかります。

この写真集を見て描くことは、いつでもできることなので、遊び気分でもいいからとにかくたくさん描くことです。
1000枚描いたらかなり上手になりますよ。



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