絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

人物のデッサン 顔

2011-12-13 | 通信指導
栃木のTさんが、顔のデッサンを描き込んでくれました。
また、次のデッサンも送ってくれました。

 

よく勉強していますね。凄いです。

左はもう完成でも良いと思います。このくらい描き込んだデッサンを重ねて行けば、すぐに上手くなりますね。
欲を言えば、鼻の縦線がまだ強いです。耳の辺りがやや粉っぽいです。

石膏デッサンでも、ありがちなことは、粉菓子のような質感になることです。明暗に差が少ないとそんな風に見えることがあります。また、逆に、黒さを強調すると、金属質に見えることもあります。石膏の質感は、冷たく叩けばカチンと音がする感じで、粉より湿っぽく、しかし、金属のようなきつさがないような感じです。難しいですね。
そして、今度は、生きた人間ですから、その肌の質感が求められます。鉛筆1本でそれを表すのですから、難しいですね。

今回のアドバイスは、ちょっと難しいことを話しました。
それは、常に左右対称にあるものの関係を意識した描き方です。

右目と左目の関係、左右の頬骨の関係、口は一つですが、口の端の左右の関係、常に左右の同じ部分を比較しながら関係を見ながら描くという気持ちです。それがやや不足しているのです。一つ一つを見て描いているけれど、その関係の意識が足りません。

Tさんは、この他、裸婦のデッサンを二枚送ってきました。
それは、裸婦のポーズ集の本を見て描いたものです。そういう勉強も良いと思います。
結構描き込んだデッサンでしたが、クロッキー的に描いても良いですから、気楽にたくさん描くことをお勧めします。
どんどん、勝手に描いて、ぜひ1000枚描いてみてください。

100枚では上手くなりませんが、1000枚描けば必ず上手になります。

また、ミケランジェロの模写もお勧めします。

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水彩画4号

2011-12-13 | 私の絵
今週も、4号の水彩画を描いています。



まだ、途中ですが、ご覧ください。
途中は途中の美しさがなければなりません。
まだ、途中だからという言い訳ではなく、途中でも途中なりの魅力はほしいですね。

これは、小平の風景です。以前、鉛筆デッサンだけでご紹介したものです。


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