絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

水彩画4号

2011-12-27 | 絵画指導
水彩画の色塗りで、初期の段階をご紹介します。



こんな風に、下塗りをすることがあります。これは鉛筆で描かないで、いきなり絵具です。
空を見せ場にする絵です。この先どうなるかは、まだ決めていません。絵と相談しながら描きます。



こんな風に塗る時もあります。色塗りの初日です。
結構厚みのある色塗りです。空との境目は白く空けないようにしています。
後で、スカイラインにどのくらい植物を置くか考えます。
緑は全て同じように見えますが、絵にするときは緑の変化をつけて目を楽しくしたいと思います。



これは、かなり思い切って色分けをしました。この明暗の組み立てを作った後で、上から描き込んでいきます。
水彩でそんなことしていいのですかという質問を受けた事があります。
いいんですよと答えました。どのように描いてもいいのです。これも色塗りの初日です。

水彩は紙の白を生かして描くと誰が決めたのでしょう?私は疑問です。
油絵のようにも描けるので、自由ですよ。

色塗りの初日、3点をご覧いただきました。
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人物画の続き

2011-12-27 | 私の絵
今日は、久々に人物画に手をつけました。
モナリザのようにじっくり時間をかけて描こうと思っている絵ですが、
そう考えていたら、手が止まってしまいました。



今日は、背景だけ描きました。とりあえず落ち着かせようと思いました。
ニューキャンだと、筆の跡がついてしまうので、ある程度塗った後、乾かしてそれからまた塗り重ねていかないといけません。
それから、油を付け過ぎると、やはり筆の跡がつきます。筆の跡がつかないように今日は塗りつぶしました。
この後、人物をかなり説得力が出るまで、描き込んで、その後、人物を引き立てるように邪魔にならないように、どこまで描けば良いかを考えながら描き込んで行く予定です。
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