束の間の青空昨日の朝、トーストと卵のワンプレートをベランダで食べたときは陽光が差し込み穏やかに晴れていたが、厚木に向かう午後1時半の空は雲に覆われていた。東名東京ゲートはリニューアルしたせいか雰囲気が明るくなった。ETCレーンは鮮やかなブルーに塗られ、白の矢印がこれでもかとゲートまで連なっている。長い工事のわりになんだかなーと思った。先々週のこと、一番右端のETCゲートの機械が置かれている場所に女 . . . 本文を読む
見出し画像はストックから拾った海保の船と月(先月末のみなとみらいプチ旅行より)雨の空は仰げない。ベランダに坐れないのが尾を引いた出涸らしは手かせ足かせがないブログなのに、テーマがないと書けないお粗末な状況になってきた。1年前の記事2本でバックレようと思ったが、それでは訪れてくれた読者に申し訳ない、とか、人の目は黙して気にしない自己中が殊勝なことを書くとヘソがむずかゆ、ひとり笑い。高齢者講習難民は意 . . . 本文を読む
毛虫って大食漢なんだよ柔らかそうな葉の裏にいる野鳥に狙われないよう人の目に触れぬように。ぼくのバイブル本3冊のうちのひとつがこれ。長田弘著「アウシュヴィッツへの旅」中公新書№316 1295-072316-4622 380円最後のページに鉛筆で走り書きしてある、昭和49年5月に初版本を買い昭和58年1月に紛失した。それから4か月に渉りあちこちの本屋を探し回り、昭和58年5月16日町田の有隣堂で見つ . . . 本文を読む
避雷針の左横に白くぼんやり月がいる10/8月齢20.7の月の出は21時10分雨の日はYouTube三昧。いま聴きたい唄のベストを探してさまようのもたのし。これまではR&B、Jazz、blues、fusionがメインだったのに英語の歌は憶えていても歌詞のスペルが出てこないからさ、いまは日本の歌と邦楽がしっくりくるようになった。古賀政男さんかな(?)うろおぼえながら、歌は歌詞がお姉さんメロディ . . . 本文を読む
冷たい雨ふる朝は羊が群れる秋空を眺めて。10/7 6:41 撮影今朝読んだYahoo!になるほどの記事があった。スーパー、コンビニ、タワーマンションは「老害製造装置」品川移転とコロナ禍の自粛に紛れ厚木のマンション管理の重責や諸々から解き放たれた自分への新たな罠か?ww確かに今の老害一直線の環境は痛し痒しかも。温暖な春猛暑の夏涼冷の秋寒黎の冬温暖化に向かう日本の四季だが今のところ順調な四季の移ろい。 . . . 本文を読む
朝5時の明けそめし群青色の空と星今日は本腰入れてやることがある。1ヶ月ほど前に「高齢者講習受講通知書」が届いた。届いたその日に指定の教習所に電話をしたら、申し込みは◯◯月の◯◯日に電話するように言われた。高圧的で高飛車な云い方をする中年女子は、毎日の電話受付で自分が偉くなったと勘違いしたらしい。今日かけたら指定の2か所はすでに予約済の満席で近隣市の教習所にかけると地元が優先と云われるし、どうすりゃ . . . 本文を読む
北風が雲を吹き飛ばしてくれた月の夜空昨日の夜に早々と、来年の年賀状の宛名書きはできないと電話をした。「えっほんと、うそだろ?」「いやほんとだよ、手が震えて小筆が持てない・・・」地元の商店主の彼とは長年のお付き合いだが、これは仕事ではないからね。頼まれるとイヤと云えないぼくの弱点をついた呪縛ゲームみたいなもの、かれこれ10年は彼の右手に成りすました。これでやっとThe End、Continueはなし . . . 本文を読む
白く燃えているような月午前0時前にすんなり寝入ったのに午前1時にリアルな夢に起こされた。物が倒れる大きな音のあとにガタガタ、どしんの音がした。慌てて音がするほうに走っていくと手をばたつかせて階段の下にうずくまる母がいた。あれは山の家じゃないまるでホテルを思わせる丸みがかったた白い階段の下、声もたてずにもがく母をすっと抱き上げた。お姫様だっこができるくらい母は小さくて軽かった。素っ気なく「大丈夫か? . . . 本文を読む
見るともなしに古い雑誌をめくっていた。ふと指が止まったのは「ファーストkissの平均値は?」の記事だった。おれ16歳のとき。庭にタバコを投げ捨てる洋子さんを呼び止めて注意した。彼女は回り廊下の柱に寄りかかり天に向かってタバコを吸う、右手の親指と中指でタバコの火種を器用にはじいて落とし吸い殻をぽいっと中庭に投げ捨てる。この中庭を掃除するのは毎朝のおれの勤めなんだが、洋モクの白いフィルターに付いている . . . 本文を読む
長年webで見ていた掃苔録が何年か前に上梓されたのは知っていた。たまにしか見ないものだし、資料としては山田風太郎著の臨終図鑑が1~3まであるので、さしあたって必要はないと思っていた。定年退職後の数年で自分の体調にかげりが出てからというもの糸瓜忌や桜桃忌などのイベントに出向くことがなくなり、若いときに傾倒した作家や歌人たちの命日は自宅で香を焚き思いだすことが供養と思っていた。ここ数年来、早々と泉下に . . . 本文を読む