第5回苫小牧漁港ホッキまつりが18日開催され、前回を4千人上回る3万4千人が来場し、漁獲量日本一の苫小牧のホッキを楽しみました。
メイン会場に設置された特設テントでは、市内の飲食店約20店がカレーやラーメンをはじめとする各店自慢のホッキメニューを提供。来場者を楽しませました
ホッキの直売会は午前9時に開始。販売会場となった苫小牧漁港卸売市場の前には開場前から800名を超える長い行列ができ、この日用意された1袋7個入り1,000円のホッキ2,000袋は約2時間で完売。その人気の高さをうかがわせました。
メイン会場裏側の岸壁前会場では苫小牧漁協の各部会が主催するホッキ狩りや棒引きなどのイベントが行われたほか、女性部が恒例のホッキご飯、浜鍋と共に、オリジナルメニューの「ホッキモー」を提供しました。
ホッキモーは、ホッキのフライと地場産氷室メークインに、ヒモから出汁をとった女性部特製の餡だれをかけたもので、今回は第3回Sea級グルメGPにおいて準優勝を獲得した当時のメニューに、地場産ハスカップで軽く色づけしたパスタを加えるアレンジが施されました。
ホッキモーは11月7日~23日までの期間限定で、苫小牧西港フェリーターミナル内レストラン「カーム」において、女性部発信のメニューと、それをベースにレストランがアレンジを加えたオリジナルレシピの両方が提供されることになっています。苫小牧漁協女性部の山下真紀子副部長は「市外在住の人にもホッキモーをPRできる良い機会。地域メニューとして定着させられれば」と意気込みを語ってくれました。