岩手県沿岸で漁獲される秋サケは、12月末で344万尾と1万トンを突破したが、平均単価が前年の6割程度と安く、金額は55億円にとどまっている。
岩手県農林水産部水産振興課によると、12月31日現在の秋サケ漁獲(累計)は、344万2千尾(前年同期比146.5%)、10,043㌧(同141.6%)、55億1,600万円(同88.4%)、平均単価631円(同61.6%)、平均目回り2.92㎏(同96.9%)。
なお、青森県のサケ沿岸漁獲は、12月31日現在(青森県農林水産部調べ)で、132万5千尾で前年比125.7%。漁獲量は3,872㌧で同125.2%。漁獲金額は21億3,500万円で同86.1%。㎏単価は551円で同68.7%。平均体重は2.92㎏で同99.6%。
宮城県のサケ沿岸漁獲量は、12月20日現在(宮城県農林水産部調べ)で87万4千尾(前年比107%)、2,449㌧(同99%)、平均目回り2.8㎏、水揚げ金額15億1,300万円(同65%)、平均㎏単価618円となっている。