ハナウタ うたこの「宝物がいっぱい」

自分にとっての「好き」や「嬉しい」を集めて綴る、ささやかなことのブログです。

鳩の軍団

2016年01月27日 | ➍ 犬とか猫とか

早朝、まだそれほど人の多くない新小岩駅前の歩行者信号が青になった時

私はまだ10mくらい手前を歩いていた。

このまま歩いていては渡りきれないと思ったので超絶ダッシュを試みた。

 

ところで新小岩の駅前には沢山の鳩がいる。

日中の人でごった返す時間帯でも、とてもリラックスして座り込んだりしている

ちょっと変わった鳩たちだ。

鳥に慣れた人なら、きっと素手で捕まえられます。

 

そんな彼ら、朝は特にひどい。

油断っぷりが。

人間が目に入らないらしい。

よっぽどでない限りエサしか目に入らないらしい。

 

そういう訳で急に私が走り出したとき

私の少し前でせっせとエサをついばんでいた鳩たちが

突然発砲音でも聞いたかのように

集団でパニックになり

豆鉄砲を食らったみたいな驚きの表情で私につられて一緒に走り出した。

・・・・走るんかい

 

飛んで逃げればいいじゃない。

何も走らなくても。

しかも鳩たちの走る方向がてんでんばらばらで、右往左往して私の行く手を阻む、阻む。

誤って蹴とばしちゃうから飛んじゃって下さいよ。

言いたくないけど邪魔ですってば

 

体に沿って折りたたんでいる羽が見せかけなんだということがよくわかりました。

ああいう場面で飛ばずにいつ飛ぶの?

もう知らない。

もう私はあなたたちを鳩だとは思わないことにします。

あなたたちは今日からニワトリです。

 

 

 

 


突然の新星とかいつもの仔とか

2016年01月26日 | ➍ 犬とか猫とか

やねせんが抜けた穴?に滑り込んできた猫がいる。

ロンゲのこの猫。

単なる偶然にしても鼻が利くにしてもお見事です。

悠然としていてあまり人を怖がらない。

貫禄がある。なぜか勝新を思い出します。

 

最近マツコが例の兄ちゃん家の玄関先に段ボールハウスを作って貰ったようだ。

玄関先で我が物顔で ニャーニャー鳴いてエサを催促しているのを見た。

出てくるまで長~い事鳴いていた。

しつこかった。

響いてた。

・・・・マツコ、くれぐれも嫌われないようにね

 

 

今日のフンパトでは「とらちゃん」も「レノンちゃん」も「たもつ」も

なぜか息子の足元にばかり集まった。

???????

息子から魚のニオイでもするのかな?

なぜなの~不思議ね~

猫の皆さん、どうか私のそばにも来てちょんまげ。  レノンちゃん ↓

 

とらちゃん

 

ちゃぶち

 

みんな、今夜も寒いけど出来るだけあったかい場所を見つけるんだよ。

頑張ろう

 

 

 

 


「やねせん」に家族が出来た日

2016年01月16日 | ➍ 犬とか猫とか

去年のクリスマスの日

「やねせん」のところにサンタが来たそうです。

サンタはこう言ったとか。

「おまえ、うちの仔になるかい?」

 

やねせんは元はたぶん家猫。

ここ1年くらい私が今住む辺りに出没し、少しずつ場所を変えながら

ようやく「奇跡のはなわさん」ち(通い猫)グループに落ち着いていた。

グループ内の一番小さな「ちびせん」にも遠慮して

他の猫がいる時は姿を隠していることが多い。

 

はなわさんは常々

「パンダ(はなわさんの「やねせん」の呼び名)は他の猫と違って

 ご飯が終わっても立ち去らないのよ

 人間のそばにずっといて 

 私が『もう家に入るわよ』って、玄関の引き戸を閉めて暫くしないと行かないの。

 最近は買い物やお風呂屋さんにも付いてきちゃうし 心配でしょうがない。

 ご飯上げようとして座ると膝の上に乗ってくるの。そんな猫は初めてで」

とノラらしからぬ距離感に困惑されていた。

 

一昨日のフンパトで20日ぶりにはなわさんと会ってご報告いただいた。

去年のクリスマスの日に(やねせんを)うちに入れたの

 うちで飼います。」

 

既にいる4匹の猫たちにやられても決してやり返さないそうです。

4匹のうち3匹とはトラブルもないとか。

トイレもすぐに覚え、外にも全く出たがらない

完全な家猫なのだそうです。

 

やねせん、よかったね~

あなた、大大大好きな はなわさんちの仔になったんだよ。

こんな奇跡ある?

もう家猫は4匹で手いっぱい。

病院代もすっごいかかるし世話も大変だからってはなわさん言ってたんだよ。

なのにあなたを家族に入れて。

やねせん、もう寂しくないね。

安心だね。

私泣きそうだよ。

 

息子が心配だったけど

やねせんのこと大好きだから あまり会えなくなってしまうと辛いかなって

心配したけど(はなわさんもそれを心配してくれていた)

帰り際

「また来ます」ってはなわさんに挨拶してて

帰り道では

「やねせん、もう安心だね。よかったね。もう心配しなくていいんだね。」

と笑顔だったのでほっとしました。

 

はなわさん、ありがとう。

やねせんに幸せをありがとう。

この日 はなわさんちのエサ場でくつろぐマイケルも

いつもより落ち着いている気がしました。

 

 


猫たちも元気でした

2016年01月12日 | ➍ 犬とか猫とか

昨日の猫散歩で出会った常連さんたち。

この仔は奇跡のはなわさんから「うさぎちゃん」と呼ばれています。

私には雪見大福に見えますが。

近所の空き家の庭でよく見かけます。

はなわさんちに通ってるメンバーのひとりです。

 

 

女の子ですが「たもつ」です。

「たもつ~」と呼ぶと アジトにしている駐車場の車の下から出てきてくれます。

多くのファンを持つ幸せ者。

何人もの人からエサを貰っているのを知ってるぞ

 

 

こちらは息子の通う(あまり通っていない)中学校の斜め前あたりの駐車場に住む

「とらちゃん」です。

めちゃくちゃ警戒心が強い子なのですが、昨日は呼んだらトコトコやってきた

こんなこと初めてで信じられない。新年の挨拶なのか

次に会った時には元のとらちゃんに戻ってるかもしれないが、今は嬉しい。

 

 

「しげお」改め、息子命名の「レノンちゃん」。

だって女の子だったんだもん。

レノンちゃんととらちゃんは顔がそっくり。姉妹だと思っています。

 

 

そして「ぶー」。

こちらも警戒心が強いけど、昨日は呼んだらやってきた。

お腹が減っていた

 

 

それから昨日、一昨日と奇跡のはなわさんちの前で「ちびせん」に会いました。

あまりの可愛さに息子もトロンとなっていた。

どろぼう草みたいなのをいっぱい付けていて、その体ですりすりするので

家に帰ったら私の体にどろぼう草がいっぱい乗り移っていた。

私も自然の仕組みの一部にちゃんと入ってるんですね

 

ただ「やねせん」には会えずそれが心残りでした。

なので今日のフンパトでやねせんに再チャレンジする予定の私と息子でしたが

あいにく朝から小雨だし薄暗くて寒いし・・・・これは中止かな~・・・。

マツコんとこのフンがすっごいことになってたから行きたかったけど。

 

さて、息子を「小さい人」と呼ぶのに抵抗が出てきました。

夫を「大きい方の人」、息子を「小さい方の人」と呼び分けていたわけですが

夫はムスカ大佐となり、息子も育ちましたので 呼び名を考え中なのです。

母親の傲慢さとエゴ丸出しの名がいいのですがさっぱり思いつきません。

どこかしら皮肉めいたようなのは出てくるのですが

呼び名の通り育ってもなんなので 慎重になっています。

そう、私は慎重な人間なのでした。

なので軽率な名は付けられません。

困りましたぞ。

 

 

 

 


ふられた さよならもなく

2015年11月10日 | ➍ 犬とか猫とか

昨日 うどん玉屋さんの裏路地をテリトリーにしている雄猫のマツコと遊んでいる最中

イチャイチャしている私達の背後から 

ザッ ザッ ザッッ っと段々と大きくなってくる足音がした。

 

道に寝転んでゴロゴロいいながらお腹を見せていたマツコが

その足音が横を過ぎる時に

電光石火のごとく飛び起きて 足音の主に追随し

「にゃ~にゃ~にゃ~にゃ~にゃ~」と無限に連呼しながら

あっという間に私のもとを去って行った。

ふり返りもせず。

 

呆然と見送る私をチラッとも見ないで

マツコは足音の主(若いサンダルの兄ちゃん)にまとわりつきながら

甘えた声でにゃ~にゃ~言っている。

マツコよ、おまえさんは今 息継ぎすらしていないんじゃないか

 

一時も視線を外さずに彼を見上げて キャットウォークで着いて行くマツコ。

兄ちゃんはマツコを見ようともしないのに。

その、見ようともしないところが なおさら関係の深さを思わせる。

にくいぜ、兄ちゃん。

小さくなっていく2人の背中、お似合いだぜ。

 

マツコのけなげな猫なで声で 彼への思慕のほどがわかる。

可愛がられているんだね。

大事にされているんだね。

マツコには一瞬でふられたけれど そんなこたーどーでもいーさ。

兄ちゃん、わたしもあなたに心酔だ。