ハナウタ うたこの「宝物がいっぱい」

自分にとっての「好き」や「嬉しい」を集めて綴る、ささやかなことのブログです。

映画「みんなの学校」 少し補足

2016年09月24日 | ❷ 本とか映画とか

この映画に出てくる大空小学校は「不登校0」を目指している学校です。

映画の中には沢山の子どもたちが登場しますが、

「少し(長く)休んだ方がいい時期の子ども」と

「学校がどうしても合わない子ども」のケースは描かれていません。

「学校がどうしても合わない子ども」に学校がまわりが添おうとしていく(本人も頑張るけど)という

姿が描かれています。

 

「学校へ通うという方法」以外の選択肢には触れていません。

不登校0へのチャレンジをしているだけで(それも別に売りにしてない)、

不登校を否定している訳でもありません。

 

ですが、

「やっぱり学校へは行かせたほうがいいのか」と思ってしまいそうな人や

過去に学校とのやりとりで傷を負ってしまった人や

「得られたかもしれない学校生活」に思いを馳せて喪失体験にしてしまいそうな人や

今「ある」ものよりも「ない」ほうに目がいって苦しくなってしまいそうな時期の人は

観ない方がよいかもしれません。

傷を深くしないとは言い切れませんし時期ではないかもしれません。

実際、途中で退席される方もいました。

 

傷をお持ちでも、割と何事も自分にプラスになるような解釈の仕方をする体質の方や

これはこれで勉強になった、一方で自分は自分だな、と

分けて考える両立?タイプの人は

機会があれば、是非是非にとおススメ致します。