ハナウタ うたこの「宝物がいっぱい」

自分にとっての「好き」や「嬉しい」を集めて綴る、ささやかなことのブログです。

ハナウタを唄う日

2016年09月26日 | ⓴ ホームエデュケーション

昨日 卓球から帰ったら、息子が言ったんです。

「母ちゃん、ご飯作るの手伝うよ」って。

わお!2度目キターーー

 う・・うれしい・・・。是非、是非お願いします。」

 

アレとかコレとか頼んでひと通りめどが立った頃、また息子が言ったんです。

「他にまだ手伝えることはある?」って。

 ある・・ある、ある、あるよ。洗濯物をたたんで欲しいです。」

 

 

うちの息子、あんまり空気読めません。

自分から先回りして何かしたり、気を遣うってのが難しいみたい。

「人数分の取り皿出して」とか具体的な指示があれば動けるけど、

状況を読んで自分から考えて動くということが困難です。

「お箸やコップも出した方がいいのでは・・・」とはならない。

あと、言葉に忠実。

「食べ終わった器を下げて」と言えば中におかずの残っている器は下げないの。

「全部片付けて」も何を全部なのか範囲が分からないみたい。

とにかく具体的に言われないと何をしていいか分からないことが多いのです。

覚えたことに関しては出来るけど、例えば似た様な他の場面では般化出来ないってことも多い。

で、頼まれたことだけやる、となる。

だから気が利かないって思われがちなのです。

でもね、違うんです。

出来るし、やるんです、分かれば

 

だけどこのままでは息子が損するなぁ・・・と。

言われないとやらないヤツって思われたら損だなぁ・・・と。

損はさせたくない。

 

で、作戦を考えた。

頼まれたことが終了したら、

指示を待つのではなく「終わりました」と言う。

そして「他に何かすることはあるか」とセットで聞く!(やる気も示せて一石二鳥)

みたいな作戦です。

 

「なんだ、当たり前じゃん」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

人が教えて貰わなくてもなんとなく出来るようになるようなことって、

「見てわからないの」って言われちゃうような事が難しいし

それゆえこちらもわざわざ教えるって発想がなかなか浮かばないものなんですよ。

教えるってことを思いつかないんです、親が。

そんでもってうちの息子は教えた方がいいタイプの人なのでした。

 

で、冒頭の

「他にまだ手伝えることはある?」ですよ

すごいんですけど!

とうとうここまできましたよ!

もしかして昨日も「ハナウタ唄う日」だったんじゃないの、私たち