夜の9時半
卓球の帰り道、前方を歩く小さな人影2つ。
あんまりゆっくり歩いているので追いついてしまった。
「せ ん ぱ ~ い、
私 いつも こんなん だから ダ メ なん・・で しゅ よね~」
若い男の子に腕を支えられながら、女の子が甘えたように からんでいる。
まだ飲み過ぎた・・・って時間でもないけどね。
まっすぐ歩けません・・・って 先輩にもたれかかって歩いている。
追い越しざま、念じた。
「悪いことは言わない、部屋の前まで送ったら 逃げろ、青年。」
夜の9時半
卓球の帰り道、前方を歩く小さな人影2つ。
あんまりゆっくり歩いているので追いついてしまった。
「せ ん ぱ ~ い、
私 いつも こんなん だから ダ メ なん・・で しゅ よね~」
若い男の子に腕を支えられながら、女の子が甘えたように からんでいる。
まだ飲み過ぎた・・・って時間でもないけどね。
まっすぐ歩けません・・・って 先輩にもたれかかって歩いている。
追い越しざま、念じた。
「悪いことは言わない、部屋の前まで送ったら 逃げろ、青年。」