ハナウタ うたこの「宝物がいっぱい」

自分にとっての「好き」や「嬉しい」を集めて綴る、ささやかなことのブログです。

わが家の本丸①

2018年04月17日 | ⓴ ホームエデュケーション

肉離れの内出血がくるぶしまで下りて来た。

ふくらはぎの一部分はまだクレーターみたいに凹んでるけど、

床に接地できる面積が増えたので随分らくになってきた。

すっかり治る前に無理して使うとまた切れるから卓球はもうしばらく休む。

 

息子が人生の第二ステージに進みました。

バイトのことじゃないです。

ムスカ大佐(夫)との関係です。

 

大佐は息子がとても困難に育つ様を私と一緒に体験しているので

「なんとかしないと」という思いが私以上に強かったと思う、父親だもの。

私が息子寄りだったからなおさら、大佐は社会よりだった。

父親として、息子を一人前の人間に、と切に切に思っただろう。

この母親に任せていたら、息子を甘やかし弱さを許してしまうだろう、と。

 

「このままでいいと思ってるのか」

「そんなんじゃ通用しないぞ」

「俺の言うとおりにヤレ」

 

息子は

「父さんには何を言っても通じない。父さんは変わらない」

と、自分の気持ちを伝えてもわかって貰えないと言って苦しんだ。

 

大佐が息子を愛さなかったことなど一度もないのを私はよく知っている。

その愛は息子に

社会に出て苦しまないように、辛い思いをしないようにと常に強くあることを求めた。

うまくやっていける能力を求めた。

学力を求めた。

それが彼の助けになると思って。

でも息子の成長はゆっくりだったから、うまくかみ合わなかった。

 

 

この3月、私は息子と話し合った。

随分後回しにしてきたこの問題を。

 

大佐が変わらないから苦しいんじゃない、

大佐との関係において、私たちだって変わっていないんじゃないか、

そのせいで苦しいんじゃないか、

でも、今なら変えられるんじゃないのか、と。

 

変わらない人との関係性を変えたいなら、自分が変わるしかないよね。

何が正解かはわからないけど、どうせなら実験してみない?

準備の整ってきた17才の今だからこそ、これまでのやり方をやめて

私たちは私たち家族の第二ステージを模索して、

進んだその先の、切り開いた風景を見てみない?