ハナウタ うたこの「宝物がいっぱい」

自分にとっての「好き」や「嬉しい」を集めて綴る、ささやかなことのブログです。

過度に甘やかされるツケ

2018年07月17日 | ❸ ブラックハナちゃん

ムスカ大佐(夫)の弟のスガオんちの3人目の子どもは小4(男)。

親から一度も(って事もないだろうけど)怒られたことがないという育ちをしていて

私には非常に目に余る

 

自分アピールが凄い。

兄ちゃん姉ちゃんはもちろん、

大人に対しても駆け引きを仕掛け、やり込めようとしてくる。

自分が将軍様であることを確認したくて仕方ないのだ。

で、じーちゃんばーちゃんはそれが大人の優しさだと思うのか

他の人の手前なのか、負けてやっている。

器が大きいと見えなくもないが、それも自己愛、無責任に感じる。

結果、図に乗る。

 

自分からはお礼を言えない、謝れない、わがままで気の毒な小4だ。

卑怯な人間に育ち中だ。

 

先日はじーちゃんから小遣いを貰った際にお礼を言わなかった。

促されても言わなかった。

スガオは1度だけ「ちゃんとお礼を言いなさい」と言ったけど

息子は無視した。

たぶんこの子にとって、スガオ家の中でスガオの順位は最下位なのだろう。

スガオは自分の指示が無視されたことを無視した。

 

うちのシロイルカ(息子)は

「じーちゃんばーちゃんありがとう」

と言って自分のカバンにしまいに行った。

別に褒めてない、誰だってする当たり前のことだから。

 

それを見ながら、

小4は自分の座っているダイニングテーブルから

貰った小遣いを2メートルほど離れたところにある自分の荷物に向けて投げた。

野球の球みたいに 振りかぶって。

 

「コラコラ、投げるんじゃない」

とスガオは言ったけど、やっぱり無視された。

そんなことが数時間のうちに度々あった。

 

この小4は、この先誰かからこっぴどく叱られた時、

反省できるのだろうか。

今と同様に

悔しいとか、あいつのせいでとか、

叱られたことに対する復讐心が より強まるだけにならないだろうか。

 

他人なら放っておいてもいいのだけれど

私はこの先もこの小4と付き合わねばならないので害になって貰っては困る。

だから指導することにしている。

幸い、この子のいいところも、今ならまだ私にも見えるので。

 

何を言っても しても 義理の伯母さん言う事など響かない年齢になる前に、

この子に関心を寄せて知恵を絞るのを私が面倒になる前に、

いや、こういうことを言わずにおれないという私のエゴが消えちゃう前に、

伯母さんにできることをするよ。

親から過度に甘やかされて天狗になったツケは

社会の中で自分が払っていくことになるんだから怖いんだぞ。