この時季になると
髪の毛は抜けるし
肌は痒くなるし
声の出が悪くなる。
季節の変わり目だからだろうか。
薬局に行ったついでに薬剤師の女性に症状を話し、聞いてみた。
季節的なものでしょうか?
体調はよくて食欲もあるんですけど、ストレスでしょうか?
抜け毛と痒みはそういうものだと思っているのでいいとして、
声が出にくいのは疲れが喉に出ているってことでしょうか?
まず、
「え?この時季になると髪の毛が抜けるんですか!?」
と聞き返された。
「ええ??抜けないんですか? 万人が抜けるものと思っていましたが」
と言うと
「私は抜けません」
と言われた。
へーーー、抜けない人もいるのかぁ。
「それでそれらの症状は最近始まったことではなくて昔からなんですね?」
「そうなんです、気づくと治まってるんですが」
「いつの間にか治っちゃうんですね?」
「はい、いつの間にか」
と、あれこれ話すうち、
気圧で体調変化が起きる人もいるとか
そういえば抜け毛は出産後にあったわね~とか
これらの諸症状は更年期のホルモンバランスの関係で悪化する可能性もあるかも、とかの
女性の体調あるあるに発展した。
しばらく話した後、薬剤師の女性が思いついたように言った。
「・・・・あ!もしかして・・・・・」
「もしかして?」
「それって夏バテじゃないですか」
あ~、夏バテね!
なるほど~
気づかなかったけど、そうかもしれませんね。
疲労感とかないけど、毛も痒みも声がれも一種の夏バテなのかもしれない。
知らなかっただけで、もしかしたらこういうのを夏バテと呼ぶのかもしれない。
・・・・でももしかしたら
薬剤師の女性がレジ応援に行くために話を打ち切りたかったのかもしれない
(だって向こうから「すみませーん」って声が聞こえる)
夏バテを便利語に認定。