仏の秀じい

借りものがあって実家に来ました。

我が家の男チームの小さい方の人は外食が好きではないのですが、

数件、なじみの店には入ります。

 

 

秀じい（我が父、ひでじい）の車でみんなでお昼ごはんを食べに出かけたのですが

すっかりお腹いっぱい、幸せいっぱいで店を出て

車に戻ってびっくり！

あて逃げ（って言わないかもだけど・・・）されていたのです

助手席のドアに縦に長い傷が入っていたのです

隣の車かぁ　　

これはドアを開けた時にあてた傷に違いない。

よくも黙って逃げたな

 

 

駐車場には防犯カメラがなく　どうしようもありませんでした。

 

 

私はもし自分が間違いを犯してしまった時に

名乗り出て謝る勇気をなくしたくないと　日々思っています。

正直そういう勇気が　もしかしたら足りないかもしれないと

自分自身を疑ってもいるので　なおさら意識しています。

これ以上　ダメな自分になりたくないからね。

 

 

秀じいは「あ～これは・・・」と言ったあと

「仕方ねーなー、駐車場じゃ」　ですと！

 

うちの秀じい、ちょっとやそっとのことでは本当に怒らないのです。

生まれつき頭がゆるいのか　仏なのかわかりませんが

おかげで秀じいを嫌う人に会ったことはありません。

（そんな秀じいにイライラしている母を除いては　だけどね。）

 

秀じいは　鈍感で　無頓着で　いい加減で　心優しいのです。

でも　それも善し悪しだよなぁ。　

やっぱりこういう時には怒ればいいのに！と私の方が怒っています。