名人戦の第一局・2日目のBS放送を、前日に引き続き観ました。
対局は朝9時からですが、放送は午後4時からライブで2時間。
中盤も終わりのねじり合い(ってテレビで言ってた)の場面からでした。
画面では羽生3冠が84手目を考慮中です。
素人の私にはわからなかったのですが、
解説によると、どうもずーっと膠着状態が続いているらしく
2日目の午後4時にもなったのに対局がが劇的には動いていない
らしいことがわかりました。
要は、これだけ時間をかけているのに、同じことの繰り返し、展開してもまたすぐふりだしに
戻るような感じで(←ちょっと言いすぎ?)いっこう進まないのだな、
期待されたような面白い展開ではないのだな、ということがわかったということです。
そのことに関する長野亮アナウンサーと渡辺明二冠のやり取りがよかったです。
長野アナウンサーが非常に真面目に
「手は進むけれど、どうやって形勢が傾くのか・・・難しい局面ですね」
と問いかけると、渡辺二冠は軽く
「まだ本格的な戦いは始まってないんですよねぇ~。
なので、いつ終わるんだろうか(笑)という感じ・・・・・」
とヘラヘラ答えてしまいました
・・・と、長野アナウンサーはまだ話している最中の渡辺さんの言葉に慌ててかぶせるように、
「終わる・・・というか・・・・・・どういう進み方(をするのか)というのも、
なかなか・・・室谷さん、難しいものがあると思いますが~」
と「終わる」を「進む」にさりげなく言い換えて、回答の矛先ももう一人の解説者の
室谷由紀女流初段に差し替えました。
賢明でしたね、長野アナ。
室谷初段の受けは適格でした。
1日目、2日目の盤面の流れの展開をざっと説明し、
「これから終盤にかけてまた面白い展開が見られるのではないかと思います」
と見事にまとめたのです。
長野アナ、室谷さんで挽回です
私は今回自由な渡辺二冠が大好きになりましたが、それ以上に、場の空気を読み
コメントも的確で渡辺二冠を、出しゃばらず控えめに、でもしっかりとおさえてまとめあげた
室谷初段の手綱さばきにぐっときました。
生放送なのにすごいです!
室谷初段に☆☆☆(星3つ)です。
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ちなみにこの勝負(森内名人対羽生三冠の対局の方です)、午後10時ちょい前に
羽生三冠が178手目で勝ったそうです。
先勝、おめでとうございます。
第二局は22,23日に福島県喜多方市にて行われるそうです。
ルールはさっぱりです。
将棋もですか~。
囲碁も将棋もまるっきり分かりません。
ハモンド君の興味はハナウタさんゆずり?
大したもんです。