食事中にくしゃみをしたらご飯粒が鼻に回ったようなムズムズ感がするので
口や鼻をぐるぐるむわんむわん?と回していたら
気づいた息子がなにやらヘンテコな姿勢をとっている。
テーブルに伏して顔だけ上げて私を見ている。
何?
・・・あ
・・・そういうこと?
息子は鼻の穴を覗き込んでご飯粒を探してくれていたのだ。
・・・見えるかい?
「んーーー、ちょっと見えない」
鼻の穴を膨らませてみた。
「まだ見えない」
見えるかっつーの。
見えるわけなーい。
でも見えたら面白いよね。
「僕の予想だと、喉と鼻のつながるこの辺りの、ちょっと上がったところに
いると思うよ。」
ああ、よくわかってるね。
母さんもホントそのあたりが怪しいと思うわ。
やつらは多分そこに潜んでる。
でも暗闇の中で進行方向を見失って、正直困ってるんじゃないかな。
経験から言えば数時間後には会えるはず。
だから焦らず待ちます。
私は待てる女だもの。
余裕あります。
我ながら素敵。 自画自賛ですみません。