路線図が好きで地図が好きで
道路や標識も好きなので、
そこからロングハイクや街歩きをするようになった息子は、
目的地に向かう電車が事故や故障で止まっても
違う路線の最寄り駅まで歩き、そこから行けるところまで乗り継いで行って
目的地の駅じゃないところで下車しても
歩いたり走ったりして、約束の時間に大きく遅れる事なく到着できるようになった。
車に乗っていてもそうだ。
渋滞や通行止めがあるとすぐに別のルートを考え出してくれる。
知らない土地でも、だ。
その力がずば抜けているわけではないけど、
この先の人生ですごく自分を助ける能力に育っていると思う。
週1くらいでちょっとした距離を歩いている息子だが
昨日初めて自転車でわりと距離のあるところまで出かけた。
自分が行こうと思っている大学にも寄ってみたようだ。
自転車に乗れたら行動範囲がより広がるね。
移動手段以上の楽しいツールに育つかな？
それともそれほどハマらならないかな？
うちの社宅は洗濯機がベランダ置きなんだけど
直置きはNG、下にすのこを敷くのがルールになっていて
脱水の時などの振動がそれなりの音を出す。
生活音はお互い様なので余程でない限りお互い気にしないというか
わたしなんかもう生活の一部になっていて
「え？音なんてしてる？」くらい気にならない。
ちなみに他の家の奥さんたちとこの話をした時も
みんな自分ちが迷惑かけてないかは気にしてたけど、
人んちの音は気にならないと言っていた。
建物の構造上、自分ちの音は大きく聞こえるに違いない。
だから大丈夫なんだよ、って何回言っても
単身赴任中のムスカ大佐（夫）は帰省するたび
「うちの洗濯機はうるさい、近所迷惑だ」
と怒る。
普段聞き慣れない種類の音だから耳につくのだろう。
あとは帰省のたびに毎回言うので、言わないと気が済まないのかも。
今度言われたら買い替えを提案する。
きっと「そこまでしなくていい」って言うだろうから
そこが落としどころになるだろう。
（・・とこれを読んでるかもしれない大佐に向けて書いてみた）
ある人の名前を「野口さん」と覚えてしまい
油断すると（しなくても、なんですけどね）出てしまう。
無かったことにできない脳なのか、「の・・・」と口をついて出てきて
違う違うそうじゃそうじゃない、と思っても
「の・・・じゃない、あっあっあ・・っと・・・えっとぉ・・・」と正しい名前を
言えない。
大変失礼な話です。
でも本人にはなかなか会わないので専ら家族内での会話の中だけですんでいてセーフ。
さっきも「野口さんが・・」と言ってしまい
息子から「誰？」と聞かれて
「いや、野口さんじゃなくて・・・」としばらく間があいた後
ようやく正しい名前が出て来た。
そんなわけで、ことの次第を息子に話した後
「私のまわりに未だかつて『野口さん』はひとりもいなかったのに
何で野口さんて覚えちゃったんだろう？」
でもそう言いつつ閃いた。
「いやまて、いたわ。そうだよ野口と言えば五・・・」
と言ったら同時に息子が
「野口英世、だよね」
って。
息子が頭のいい人みたいな答えを言ったことが今日の私の満足です。
やったーやったー、今日からお煎餅解禁でーす。
息子のアルバイトの成功を願掛けして、大好きなおせんべを1年食べなかったんです。
その間食べたくなることもなく、
母としての並々ならぬ覚悟を感じました（ホントは感じてません）、自分に。
食べたい欲すら捨てたのでしょうか。
海開き山開きみたいな特別な日の今日、例のこれを開けました。
去年の12月に尼崎に行った時、新大阪のキオスクで見つけたポテトチップスです。
3月15日で賞味期限が切れちゃったけど、
冷蔵庫の野菜室で熟成しておきましたから美味しいはず。
さーて、どうかな？
あれあれ、紅くないね。
えーっと・・・紅しょうがの味する？
劣化することもなくパリッパリでした。
冷蔵庫はすごいんだなぁ。
息子が来たので
「とうとう今日解禁なんだよ」
と言うと
「何が？」
だって。
「おせんべ（とスナック）だよ、ずっと食べてなかったでしょ？」
と言うと
「へえ、そうなん？」
って！！ ええっ！？
何回も言ったと思うけどなぁ。
母の努力は君には見えてなかったんだね。
なんか日陰の女みたい。
着ては貰えぬセーターを寒さ堪えて編んでたのかもしれない。
でもさ、恩着せがましく我慢する姿を見せたり
息子に恩を売るようなことを言わなかったってことだな。
そうだ、そうだ、きっとそうだ、たぶんそう。
やるなぁ、わたし（←いや、他でさんざん言ってたよ、と誰かの声が聞こえる）
恩着せがましく言ってた気がするのは恐らくまぼろしーー（ってことでいいんじゃないか？）。
