仕事の都合で日曜の午前と月曜は行けませんでしたが、分科会など企画盛りだくさん。日曜の午後に参加した分科会は、なかなかおもしろかったです。
講師は、坂本廣子さんで食育についてでした。いつもはたいがい、保育制度とか国の動向などを交えたシンポジウムなどを選んでいたのですが、今回は「食育」。いちど坂本さんの話を聞きたいと思っていたので、迷わず選択しました。
当初もくろんでいた”愛情弁当”は、現実の社会の中で時代に合わなくなってうまくいかなくなってきたことや、1日の生活の中で給食だけがまともな食事だという現実。特に、せめて義務教育の間は、最低限1日に1回の食事を保障するべきとの思いを強くさせる話でした。
また、一番印象に残ったのは、脳の発達の話です。こどもの長い人生を考えると、脳をきちんと発達させるためにも必要な栄養は欠かせないだけでなく、脳の発達の差は未来の人生に大きな差が出る、という話はとても新鮮でした。脳の発達を保障するのはこどもたちの基本的人権を保障することにもなります。
文化の継承や、また友達どうしでたべる”共食”の効果、きちんと勉強ができるようにしていくためにも脳の発達を保障することが大切。だから給食は大事なんだという、そんな話だったと思います。
合研の初日、オープニングで高校生のスイングジャズ演奏。…といえば、「スイングガールズ」を思い出しますが、本当にすばらしい演奏と見事な技術で圧巻でした。また機会があったらどこかで聞きたいものです。
非常に充実した2日間でした。
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