先日福祉環境委員会で取り上げた、神戸市営下山手住宅の解体にあたってのアスベスト見逃し問題。
解体延期になったと、昨日新聞で伝えられていました。
先週、当該局に資料要求をした際、お聞きしたところ、委員会では午前中に質問したのですが、その午後すぐに環境局から呼び出されたとのこと。その翌日、合同で現地に入ったとお聞きしました。
答弁では調整中、とのことでしたがえらい早い対応でした。
技術的に専門に携わってこられた担当者としては悔しい思いもあろうかと思います。詳しすぎてつい見落としてしまう、というのは普通では一般的にありうることだと思います。とはいえ、アスベスト。見逃したまま解体してたら間違いなく飛散。医療関係者の方々の問題意識には恐れ入る限りです。
このアスベスト調査。やり直すそうです。これまで、元請け業者が依頼した専門業者が調査していたのですが、その調査と同じか所をもう一度やり直すそうです。こんど依頼するのは県の外郭団体。
2つの調査を比較して検討するとききました。月内には調査の速報が出るそうです。
ことはアスベストの問題。注意の上に注意を要するのはいうまでもありません。解体とはいえ公共事業なわけですから、アスベストの取り扱いについては、民間に対する指針ともいえる水準、精度で対応していただきたいと思います。