神戸市の消費生活会議がひらかれました。市の各種計画の多くが、2020年、つまり今年度までの計画になっており、ことしは、いろんな分野で今後5年間の基本計画を策定する年になっています。
先日の市民福祉調査委員会神戸市の消費生活会議がひらかれました。市の各種計画の多くが、2020年、つまり今年度までの計画になっており、ことしは、いろんな分野で今後5年間の基本計画を策定する年になっています。
先日の市民福祉調査委員会でも今後の5年間の計画を策定するのが主なテーマでした。
さて、前回の消費生活会議で報告されていたのが、神戸市は特に水道業者とのトラブルが他市に比べて多いとのことでした。どうやら悪質業者の存在があるようで、対策に乗り出しているとのことでした。
その他、基本計画を進めていく上で、ということで発言したのが、啓発における当事者目線です。若い世代への啓発はとくに大事ですが、大人の上から目線では気持ちに触れにくいだろうと思います。そこで、若者自ら啓発の当事者として発信してもらうことで、若者たちに、自分のこととして受け止めてもらえるようになるのではないかと。
同調意見もありました。
今回の会議では、基本計画案が出てきました。今後、パブリックコメントや議会審議等を経て計画として策定されることになります。
こんどの基本計画は、これまでのパンフレット形式の分厚いものから、A3表裏のずいぶん薄いものとなります。分厚いものを見ることになれてしまっているので、大丈夫なのか?と正直、戸惑いもあります。
特に、今後出てくるひとつひとつの施策が、どういう根拠に基づいているのか、分かりにくくなるかも、と思っていますが、もしそうなってしまえば、当然そこは検証を経て修正されることになるでしょう。
なにはともあれ、施策を受け止める側、つまり市民が当事者意識をもって受け止められるよう発信にはひと工夫必要かなと思います。
この日も様々な意見が出されました。聞いているといろいろ勉強になりました。相談員の位置付けも明確にされていました。
私が日々お受けする相談の中には、専門的相談を必要とするものも少なからずあります。そういうときに、市の消費生活相談の窓口をご紹介するときもあります。ずいぶん助かっています。
高齢化がすすむなか、また、コロナ下でネット通販がすすむなか、複雑な対応も必要となっているようです。
ますます、消費生活相談の役割が大事になってくるでしょう。