六代目の良平君は、今年から調理用トマトの栽培に挑戦しています。
種まきはすでに終わったので、後は1ヵ月半後の実りを待つばかりです。
また、ゆめぴりかの米粉と赤毛種の米粒を使ったロールケーキの製造・販売も2年目に入りました。
さすが酪農学園大学で農産加工を学んだだけあって、いろいろなことに目を向け実践しているようです。
これからの農業者はただ農産物を作るだけでは生き残っていけない、販売や加工も自分達でやっていかなくてはダメだ、という農業哲学を実践してきた5代目の後ろ姿を見て育って来た良平君です。
蛙の子は蛙ですね。
ところで、5月末の田植え完了から早いもので1ヵ月以上が経ちました。
6月には2週間以上も雨模様の天気が続きましたが、生育にはほとんど影響がなく順調に推移しています。
ただ、今時期はドロオイというハッパを食べる虫が大量に発生するため、殺虫剤を使用しないタカシマファームの稲の葉は、ドロオイに食べられてところどころ白っぽく変色しています。
これも安全なお米を栽培している証明です。
ただ収量や品質にはほとんど影響がないので、毎年そのままにしています。