「なぜ 戦争が起きるの?」と聞かれたら…
・・・・私には答えられないな。
なぜ戦争が起きるのでしょう。
日本も、戦を繰り返してきた歴史があり、今生きている人が経験して語ってくれるのは、太平洋戦争と呼ばれているもので、それ以前の日中戦争(支那事変)から続いたものとのことなのですが…
国民はその戦争に巻き込まれ、軍人となって戦前へと行き、大切な命が奪われて、家族はその後の人生が大きく変わってしまい…
本当に、戦争って何なのでしょうか。
今日6月23日は 「慰霊の日」
1945年6月23日 太平洋戦争における沖縄での組織的戦闘が終了したとされる日
犠牲となった方々への慰霊と平和への祈りをささげる沖縄全戦没者追悼式が行われます。
沖縄は6月23日は休日になっていて、今年4月から沖縄の大学に進学したスタッフ佐藤の末娘も沖縄で初めて経験する6月23日です。
何を思っているかな…。
今の日本があるのも、当時犠牲になってしまった方々や、生き残って戦後を乗り越え、踏ん張って生きてきた方々がいるからこそ。
今日は犠牲となってしまった方々へ、心から祈りを捧げます。
須永博士もこれまで何度も沖縄を訪れて、沖縄の方々からいろいろなお話を聞いていました。
2009年に普天間小学校さんで講演会を行った時に書いた詩
「生きていました。
生きていられました。
愛する
この沖縄で
愛する家族と
愛する先生と
愛する友と
愛する祖父母と
みんなで心ひとつにして
楽しく嬉しく優しく
生きていました。
しかし60数年前
突然 戦争という
戦いがおそってきました。
大切な命が
うばわれました。
沢山の子供たちが
この世から去っていきました。
もう戦争は
いやです。
あの日 罪もなく
去っていった人たちのためにも
平和な沖縄でいてほしいです。
心からねがいます。
いのちある今
幸せでいてください。
一生懸命
自分の道を生きて
あなた
自分の夢をつくってください。
お願いします。」
須永博士 旅の詩人
2009年 2月14日
沖縄にて
2019年から今まではコロナの影響もあって沖縄へ行けていないのですが2018年11月には普天間基地に隣接する普天間第二小学校さんへ講演に行きました。
その時に衝撃を受けたのが、小学校の校庭と基地は、すぐに越えられてしまうようなフェンスひとつが境になっていること
屋上から、当時の教頭先生に説明を受けている須永博士。
校庭のすぐ横で大きなヘリや戦闘機が離着陸しています。
2017年12月13日に校庭にヘリの窓枠が落下するという事故が起きて1年後に来校させていただきました。
この当時の校長先生
桃原校長先生のインタビュー動画です↓
今を生きるわたしたちは、戦争体験をしてきた方々からお話を聞いたりすることも少なくなり、様々なニュースや資料から当時を想像することはできても
実際の恐ろしさや戦争へと向かった方々の想い、戦後生きてきた人々の本当のことは分からないですね・・・
だけど、戦争をして、幸せになる人はいるのかな。と考えたら、 いないと思う。
だからと言って、わたしに何が出来るんだろう。出来ることがあるとすれば、平和を祈ること 今を大切に生きること 家族を大切にすること
優しく生きること
過去に起きた事実を少しでも知ろうと思うことだけでも、何か変わるかな。
今日は、ミュージックタウン音市場 (沖縄市上地1丁目1-1 )
慰霊の日特別ライブイベント UMUI NO WAR -うむいのわ-
が開催されるそうです。
昨年も紹介しました、Rude-αさんの「うむい」です。
映像を仲村颯悟くんが担当しています。
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