ふたたび森永卓郎さんの本を読んだ。
ステージ4のがん告知を受けた森永さんだから書けた勇気ある書だと思う。
この本は、森永さんが就職した官庁やメディアで経験したことに基づいて書かれているので、真実味があると思う。
この本を読むことで、今の日本社会がどのように築かれてきたか?どのようになっているか?私たちを囲む世界が、どのような仕組みで保たれているかがわかるような気がする。政治が、メディアが何を守ってきたのか、他国からの侵略を防ぐという言葉の裏には何があるのか?
巧みに分かったように話してはいるが、その裏には何が潜んでいるか?我々はよく考えて見ないといけないと思う。
戦後になって、日本国憲法ができて大きく変わったように思っていたが、その実は何も変わってはいなかった。古い思想が隠され、巧みに騙されてきたようだ。
さらに、森永さんのこの著作の出版に当たってはいろんな困難があった。それは三五館シンシャ以外からは断られたということ。そこには税務調査という国税当局の嫌がらせが潜んでいるようだ。
国税は上の方を見ないで、国民視点に立って大悪を調査して欲しいものだ。
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