郷が杜備忘録

旅行や読書と日々の行動の記録。
日常のできごとや思い出の写真が中心。 たまに旅行の記事も投稿します!

父の日のプレゼントが届いた!

2022-06-23 | 日記
この前の日曜日、今年も子供たちから父の日のプレゼントが届いた。




干物のセットと日本酒であった。
関西にいる長男と広島の次男からである。
いずれも転勤族なので、いろんな所のお酒が飲める。
楽しみだが、なかなか会えないのがさみしい。
コロナもようやく落ち着きはじめたので、そろそろ孫にも会いに行けるかなー。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

船岡城址公園に行って来た。(その2)

2022-06-21 | 日記

先週行った船岡城址公園の本丸跡には、船岡平和観音像の他に二等三角点と顕彰碑があった。



この二等三角点「船岡」は明治30年(1897年)に設置された。
北緯38度3分13秒、東経140度45分18秒
の位置にあり、標高は136mです。
 






各々の説明板にもあるように、この供養塔は寛文11年の寛文事件時の原田甲斐宗輔と柴田外記朝意の供養塔です。
 
 
 
寛文事件は「伊達騒動」ともよばれ仙台藩伊達家分裂の危機でもありました。
 
この事件は、仙台藩三代藩主伊達綱宗の不行跡から始まりました。
 
その解決のために藩内には綱宗を隠居させるべきとの意見が強くなりつつあるとき、幕府周辺からは伊達家分割の
 
話が聞こえてきました。そのため、仙台藩の一門・奉行らは綱宗の隠居願と綱宗の実子亀千代の家督相続願を幕府に
 
提出し、ひとまず危機を脱出しました。
 
しかし、亀千代擁立による政治は、伊達兵部と田村宗良の後見政治となり、特に伊達兵部による後見専制は藩内一門・
 
一族との確執が強まり藩政は乱れました。
 
そのため、一門の伊達安芸は後見政治の非を幕府に訴えるに至り、幕府大老酒井歌雅楽頭邸で裁きが行われることに
 
なりました。そこで起こったのが寛文事件であり、奉行の原田甲斐が伊達安芸に切りつけ、自分も殺されました。
 
その時、柴田外記は原田甲斐と斬り合いになりましたが、駆け付けた酒井家の家中の者に原田ともども切り殺された
 
ということです。
 
伊達兵部というのは、伊達政宗の十男宗勝で、後見となり一関三万石を治めていました。田村宗良は政宗の次男忠宗の
 
息子(三男)です。宗良は後見で、岩沼三万石を治めていました。宗良は政宗の妻、愛姫(めごひめ)の実家田村氏を
 
継いでいました。
 
伊達安芸宗重は涌谷伊達家四代で、後見による藩政の乱れを谷地の区分問題を材料に、幕府に訴えていました。
 
 
 
この寛文事件をもとにして、山本周五郎が「樅の木は残った」を書き、NHK大河ドラマにもなりました。
 
この小説により、原田甲斐は逆臣から忠臣に見直されましたが、その中身は小説も読みましたが、私にはいまいちよく
 
理解できませんでした。
 
今後もう少し調べてみたいと思っています。
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名取市の熊野那智神社に行ってきた!

2022-06-19 | 日記
午前中、自動車のエンジン調整を兼ねて、名取市の熊野那智神社に行ってきた。

熊野那智神社は名取市の西部、那智が丘団地の奥にあり、住宅街をぬけた山の上にある。

ちょうどイベントを開催中であり、出店や音楽の演奏などをやっていた。

展望台から名取市内が望めたが、薄曇りではっきりはわからなかった。
近くには高館城跡が有るようで、案内板があったが、森のなかに入って行くので、行くのは止めて帰ってきた。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

危機一髪!(日常に潜む凶器~スーツケース)

2022-06-18 | 日記
今週の月曜日のことであるが、仕事帰り、いつものように仙台駅で電車を乗り換え、東北本線の電車に乗ろうと、4番線のホームに降りるエスカレーターに乗り下っていると、後ろの方からガラガラガラと何か音が響いてきた。
ちょうど降りかかっていたので、左側の方に寄って後ろを振り返ると、小型のスーツケースが勢いよく滑り落ちてきて、私の横を滑り落ちていった。
そしてそのままホームの上を2~3メートル先まで滑っていった。
後ろから20代くらいの女性が追いかけて来て、すみませんというような顔をしたが、すみませんですむようなものではない。
万が一、私の足にぶつかっていれば、打撲や骨折になっていたかも知れず、足をすくわれて転んでいれば、頭や肩、手などを打ち付け、こちらも打撲、骨折、打ち所が悪いと死亡や半身不随になるかもしれない危険な事態だったと思う。
これから夏場になり旅行をする人も増えると思うが、スーツケースを持つ方は十分気をつけていただきたいと思う。
なお、下の写真はその現場であるが、日時は別な日であり、なるべく人のいない時に撮ろうとして、遅くなったのである。


コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平場の月(朝倉かすみ著)

2022-06-13 | 読書

朝倉かすみさんの「平場の月」を読んだ。

きっかけは新聞でていた下記の広告だった。

広告に出ていた「朝霞、新座、志木あたりの、大人のリアルな恋」という

宣伝文句であった。たまたまその地名のあたりに知人がいたからである。



本は時々行く名取図書館で借りてきた。
なぜ名取かというと、借りる手続きが一人でできるので簡単だからである。
 
朝倉かすみさんという作家の方は初めて聞く名前であった。
本の最後にある説明によると、1960年北海道生まれ。2003年「コマドリさんのこと」で
北海道新聞文学賞、2004年「肝、焼ける」で小説現代新人賞を受賞。
2009年「田村はまだか」で吉川英治文学新人賞を受賞。ほかに「満潮」、「ロコモーション」
「てらさふ」「乙女の家」「ぼくは朝日」など。
 
小説は、青砥と須藤の中年男女の、再会から別れまでの交流の軌跡である。
読後感は切ない感じであった。
青砥の思いと須藤のかたくなな心、わからないわけではないが、最後は泣きたくなったような感じ。
 
私よりは一回りも若い人たちの話であったが、うなづけるところもあった。
二人は同じ中学校の同級生だという。
その後お互いに、進学、就職し、埼玉県近在の町に戻ってきて働き、再会し、共にバツイチということで、
付き合いが始まり、お互いに病気があることで親密になってゆくが・・・。
 
中学生から50代までには、それぞれの人生もあり、自分のことも、そして私の中学時代の友人にも思いをはせながら
読みすすめた。
 
最近は小説はあまり読まなくなったが、たまに読むことで他の人の考えることや他人を思いやる心が沸き上がるようで
コロナや戦争の話ばかりの中で、少し人間性を取り戻せたかもしれない。
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする