郷が杜備忘録

旅行や読書と日々の行動の記録。
日常のできごとや思い出の写真が中心。 たまに旅行の記事も投稿します!

みやぎ県民大学「良寛と震災」を受講

2019-09-30 | 日記
2019年度 東北福祉大学公開講座を今日から受講することになり、本日第1回目を受講してきました。

場所は、仙台駅東口にある東北福祉大学の仙台駅東口キャンパスで、非常に便利なところにあります。

今回の講座は、今日から毎週月曜日の全6回の講座になります。

講師は東北福祉大学教授の斉藤仙邦氏で、第1回の内容は「講義の目的と概要」でした。

良寛さんの生い立ちから出家、修行、越後での生活、晩年の三条地震との遭遇、それぞれの時代の代表的な

作品や逸話などを通して良寛の思想、生き方について考えてみる講座です。

そして、晩年に体験した三条地震で彼が残した詩「地震後の詩」を解釈するものです。


良寛さんは江戸時代中頃、1758年に新潟県の出雲崎の名主の長男として生まれました。

良寛さんのイメージは清貧、世捨て人、やさしさ、なつかしさ、自由など、昔からこどもと

てまりをして遊ぶイメージがありますが、仏教を学んだ人として道人、達観があり、漢詩や和歌、書などにも

勝れたものがあったと言います。

71歳の時に三条地震に遭い「地震後の詩」を作っています。


これから徐々に学んでゆくと思うので、良寛さんの生涯を学びながら、震災に対する良寛さんの思いを

考えてゆきたいと思います。


仙台駅東口キャンパスの建物です。


見出しの写真に講座の時間が14時から14時30分となっていますが、15時30分の間違いです。







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ラジ&ピース(絲山秋子著)

2019-09-23 | 読書
  ラジ&ピース
  講談社文庫  2011年10月14日第1刷発行

  著者 絲山秋子(いとやま あきこ)
      1966年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。
      メーカーに入社、営業職として福岡、名護屋、高崎などに赴任。
      2001年退職。2003年に「イッツ・オンリー・トーク」で文学界新人賞、
      2004年に「袋小路の男」で川端康成文学賞、2005年に「海の仙人」
      で芸術選奨文部科学大臣新人賞、2006年に「沖で待つ」で芥川賞を
      それぞれ受賞。


このところ今までの読書と違った本も読んでみようと、女性作家の本を読むことが多くなった。
歴史ものとか、男性作家の作品が多かったので。もちろんそれは書かれている内容に興味が
あったからではあったが、政治とか経済がらみの話にも疲れてきた感じがあるのかもしれない。
そして男の社会、会社社会、過去の振り返りにも飽き飽きしてきたのかも。
そしてからだもあちこち衰えてきたからだろう。


「ラジ&ピース」は、30代前半の女性の話である。その彼女、相馬野枝は仙台にある
FMラジオ局に勤めていたが、群馬県高崎のFMラジオ局に転職するところからはじまる。
野枝は、東京出身だが、東京は合わないらしい。野枝は自分の容姿、スタイル、性格にも
コンプレックスを持っていた。

最初のほうに私が働いている仙台の話がちょっと出てくる。10年間仙台で働いた野枝には
巨大な地方都市仙台の住みやすさに驚いたという。親戚も知人もいないので、誰にも干渉される
ことも無かった。買い物も食事もなんでも近くにあったからという。
野枝は契約社員であり、女性アナウンサーの定年は35歳くらいかと周りを見て思い、だが
働き続けたいと思っていた。

私には野枝はいまどきの30代の人のように思えなかった。ただ、FM局でパーソナリティー
をしているときには、生き生きとしていろんなおしゃべりが出てくるのがすごいなと思った。
そして野枝個人は音楽関係以外あまり関心がないようなのである。
中盤から、パーソナリティーとリスナーの関係に世界観を買えるような気づきがあり、一人の
中年リスナーとリアルな交際を始めるなど、30代女性の心の中を写しているのかもしれない。
野枝は群馬で少し変わった。自意識の武装をいくらか解いた。構(かまえ)が解けたのかもしれない。


「うつくすま ふぐすま」は、中野香奈(なかのかな)という回文の名前の女性の話。
はじめに、詩がある。
  私の名はうつくすま。
  ふぐすまを探しています。
  私の名はふぐすま。
  うつくすまを探しています。
  うつくすまに会えたら、なにかが広がる。
  ふぐすまに会えたら、なにかが許される。
  なにかが芽吹いてなにかが消える。

  ふぐすまはどこにいますか。
  うつくすまはどこにいますか。
  愚問だ。決まってる。
  なかどおり はまどおり あいづ。
  でも私は福島県に縁もゆかりもなく生きている。

慎一郎と付き合っている中野香奈は、妹から同姓同名の中野香奈さんを紹介される。
信用金庫に勤める主人公中野香奈は、海洋水産研究所に勤める年上の中野香奈さんに会う。
主人公はカナさんと呼ばれ、年上の中野さんはナカノさんと呼ぶ。
ナカノさんは福島県会津出身。カナは横浜出身。

ナカノさんとは意気投合しその後も会う。自転車に乗れないナカノさん、自宅は感じのいい
マンション。

慎一郎とは、別れる。別れるときのほうががすてきだ。爽快だった。
別れたらエネルギーは自分のことだけに使える。全部前向きに使える。


内容は30台と思われる女性の揺れる内面か?
標題の「うつくすま ふぐすま」にひかれて読んだ。
福島県は自県を「うつくしま ふくしま」と呼んで観光キャンペーンをやっている。
福島県のことが書かれているのかと思ったが、違っていた。
でも、主人公が中野香奈というかたで、また驚いた。
実は私の友人にも中野君という人がいて、彼が女の子が生まれたときつけた名前が
「かな」さんだった。漢字はわからないが。もしかするとひらがなだったかも。
そして、主人公の住まいがあるのは横浜。私も横浜でも働いたことがあるので、
地名がなつかしかった。
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定禅寺チャリティーストリートライブをやっていました。

2019-09-21 | 日記
今日も木彫教室の日でした。

帰り道、定禅寺通りを通って、勾当台公園に向かっていたら、定禅寺通りシンボルロード夏の思い出像前で、

「定禅寺チャリティーストリートライブ」をやっていました。

ちょうど、ゴスペルのグループ「HAPPY」さんが、歌を歌っていました。





この前は、ジャズのイベント、10月にも音楽のイベントが行われます。

とにかく仙台市内は、毎週イベントが絶えません。

今日も、勾当台公園では「ハイウェイフェスタとうほく2019」ということで、NEXCO東日本さん関連の

イベントで東北各地の踊りやグルメのブースがたくさん出ていました。

各地の観光パンフレットも配布していたので、来月行く福島県会津地方のパンフレットをいただいてきました。

そのあと歩いて仙台駅方面に向かうと、NHK仙台放送局脇の錦町公園では、仙台オクトーバーフェストが

開かれていました。こちらは先週から始まっていたもので、美味しいビールやハムや牛タン、ピッツァなどが

並んでいて、たくさんの人がビールと食を楽しんでいました。
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古関裕而記念館に寄る

2019-09-15 | 日記
昨日は時季外れだったが、二本松にある墓参りに行ってきた。

帰る途中、福島市の国道4号線沿線上にある「古関裕而記念館」に寄ってみた。

ここは来春放送予定のNHK連続テレビ小説「エール」のモデルとなった

福島市出身の作曲家古関裕而さんの記念館であり、数々の関係資料が展示

されている。







古関さんは、明治42年福島市大町に生まれた。昭和5年、日本コロンビア㈱に

作曲家として入社、以来、作曲活動を継続した。

戦前は「暁に祈る」「露営の歌」等の作品を残し、戦後は「とんがり帽子」

「長崎の鐘」等を発表、さらに、NHKラジオ・ドラマ「鐘の鳴る丘」

「さくらんぼ大将」「君の名は」とうの主題歌を発表し一世を風靡した。

また東京五輪「オリンピックマーチ」を作曲、札幌冬季五輪「純白の大地」

も作曲した。夏の甲子園の高校野球大会歌「栄冠は君に輝く」や阪神タイガース

の応援歌「大阪(阪神)タイガースの歌」(「六甲おろし」)、読売ジャイアンツの

応援歌、「中日ドラゴンズの歌」なども手掛けている。

昭和44年に紫綬褒章を受章、昭和54年に福島市名誉市民となり、この記念館は

昭和63年にできている。1989年(平成元年)に80歳で亡くなっている。

来春は窪田正孝、二階堂ふみの俳優陣でその一生が見られると思う。

楽しみである。





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「乃が美」はなれの高級生食パンを買いました

2019-09-13 | 日記
先週7日の土曜日ですが、いつもの木彫教室に行って来ました。

当日は定禅寺ストリートジャズフェスティバルの開催日で、定禅寺通りは大変賑わっていましたので、

市内を迂回して大町方面を回って帰って来ました。





帰りの途中に、高級生食パンの「乃が美」はなれのお店を見つけたので、寄ってみました。





以前に知り合いの方にいただいてパンを食べてみたことがあり、確かにおいしかったからです。

並ばなければ買えないのかと思ったら、お客様が途切れたところらしく、すぐ買えましたので、

1斤買って帰り、家で食べました。

さすがに、味があっておいしいパンでした。




追加

定禅寺通りにはこんな彫像もあります。

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