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文春文庫、藤原正彦氏著の「名著講義」を読んでいる。
この本はお茶の水女子大学ででの読書ゼミの講義録ということである。
講師が選んだ文庫本を読ませて、ディスカッションするというものである。
その内容の内訳は、
1.新渡戸稲造「武士道」(明治32年)
2.内村鑑三「余は如何にして基督信徒となりし乎」(明治28年)
3.福沢諭吉「学問のすゝめ」(明治5年)
4.日本戦没学生記念会編「新版 きけわだつみのこえ」(昭和24年)
5.渡辺京二「逝きし世の面影」(平成10年)
6.山川菊栄「武家の女性」(昭和18年)
この後に6作品がある。それは次に譲るとして、
上記のうち、最初の3作品は全部は読んでいないが、本は買ってある。
4、5番目の作品は、名前は知っていたが、読んだことはなかった。
6番目の作品は、山川菊栄さんの名前は聞いたことがあったが、このような作品があることを知らなかった。
藤原氏の講義では、女子学生の感想を聞き、先生が説明してくれる。
平成の世の女子学生にこれらの作品が理解できるのかと思ってしまうが、皆さんよく読んできて、
それなりに現代と比べながら話し合いをしており、よい経験をしただろうと思う。
私も今までこのような著作を読むことが少なかったので、参考になった。
それで、昨日古本屋に行った時、覚えていて「武家の女性」を買ってきたわけである。
「逝きし世の面影」も買って読んでみたい。
7作目以降については、次の機会に書いていく。
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