皆様おはようございます。
今日は、終戦の日ですね。先の大戦で犠牲となられた方々に哀悼の意をささげます。
さて、今日は夏に出回るトマトについてお話しします。真夏になると、関東などではトマトの栽培は難しくなり、東北、北海道など涼しいところのトマトが主に市場に出ています。
近所の農家さんでもハウスの中のトマトは枯れていて、そのような状況を察することができます。
そういったトマトを購入してみると、中のゼリーやヘタの周りは少し青くなっています。これは輸送を考慮して、早めに青いうちに収穫しているためと思われます。
そして、ちょっと裂けているところがあったり傷があったりします。これは、裂け目については、水分が多かったりするとなってしまったりしまうと聞きました。詳しいことは、また勉強しに行きたいと思っています。
こういう夏のトマトを1つ買って食べてみました。最近は、水切りトマトなどと言って、水分を減らして栽培し、糖度を高くしたものが良く出回っています。そういうものもおいしいです。一方この夏トマトは、とても水みずしく味は薄目ですが、それが却ってさっぱりとして、その味はとても懐かしい感じがします。
昔のトマトの味を覚えている方はそう思うのではないでしょうか?これが、近隣の産地で完熟寄りのものが手に入ると、形は悪くてもとてもおいしいトマトであったりします。
この夏に出回るトマトを勝手に「夏トマト」と呼ぼうと思います。みなさんも機会があったら探して味の違いを楽しんでみてくださいね。
話は、戦争の話に戻ります。運転手時代、早朝に広島の原爆から奇跡的に生還した男性の話をラジオで聞きました。その中で市内の銀行で働いていた姉を、お父様が見つけて連れて帰ってくるのですが、容態は思わしくなく数日してなくなってしまいます。その亡くなる直前に庭にあったトマトを食べます。この夏のトマトでそういった悲しい話も思い出してしまいます。平和で、おいしくトマトを味わえることに感謝して、いろいろとそういった過去やこれからについて、自分なりに考えてみようかなと思っています。
それでは、皆様良い1日を。