気の向くままに

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7月の「教区練成会」が終わって

2017年07月20日 | 信仰

7月14~16日の教区練成会は、教化部での参加者は166名と少々物足りない人数でしたが、初参加者は6名ありました。そして、その内、「1泊2日」で参加した50代男性は、帰り際の座談会で、「職場のことで悩みがあって参加したが、おかげでスキップしながら帰れます。」と、うれしそうに語ったとのこと。わたしは直接は聞いていませんが、受付にいて、はじめて見る顔だから、その男性のことはよく覚えていました。そして、その男性が「スキップして帰れる」と嬉しそうに語ったと聞いたとき、こちらまで嬉しくなりました。

練成会は、金、土、日の2泊3日ですが、いつも少ないのが最終日の日曜日で、以前は行事が昼までだったので参加者が少ないのは無理もなかったのですが、今は15時まで行事があります。それでも参加者が少ないのは実にもったいない気がします。日曜日は孫たちの遊び相手ということもあるかもしれませんが、実はこの最終日の日曜日こそ、お薦めの日なのです。

この最終日の特徴というと、第一に「祈り合いの神想観」という素晴らしい行事があるということですね。

普通、毎日神想観をしていても、30分もの間、他の人のために真剣に祈るということはあまりないだろうと思いますが、この「祈り合いの神想観」では、祈ってもらいたいと前に出た人のために30分真剣に祈ります。これは、他の人のために祈らせていただくというとても良い機会であり、また素晴らしい時間になるに違いありません。(これだけでも参加する価値があると私は思います)

そして、第2の特徴は教化部長の「結語」講話がきけること。

第3は、この日の昼食はバイキングで練成会中一番の御馳走であるということ。店で食べれば間違いなく1000円は下らないもの。

このようなわけで、わずか2000円で、ごちそうの昼食付で素晴らしい1日を過ごさせてもらい、そして15時にはすべての行事が終了し、心おきなく、家に帰るにはちょうど良い時間に帰宅できるというわけですから、それこそ「来なきゃあ、損だよ」と思うのです。

わたしの方は参加者が少なかったお蔭で、パソコンへ入力する仕事が暇で、合間をぬってわたしも先生方の話を聞くことができました。中には、ほんとうに温かく包まれるような話をされる先生もいるし、また、相愛会連合会長が「故郷」をハーモニカで演奏したときには、危うく涙が出そうになりました。あの「故郷」という曲は、ハーモニカの音色にあっているんですね。ほんとうに魂に響くようでした。

家に帰ると、練成会の3日間は別世界にいたようで、すぐには実生活に戻れないような感じでした。それで、次の日は1日の大半、本の抜き書きをしていました。

 

準備ができたとき、あなたははっきりと目覚める。微笑みがそこへ連れていってくれる。シンプルな微笑みだ。一瞬、すべてを止めて、ただ微笑む。何かに向かって微笑むのではない。ただ、良い気分だから微笑む。心が秘密を知っているから微笑む。魂が秘密を知っているから微笑む。そのために微笑む。たくさん微笑む。その微笑みが、どんな痛みも癒してくれる。あなたは道具を教えてくれという。だから教えてあげよう。呼吸しなさい。これも道具だ。長く、深く呼吸しなさい。ゆっくりと穏やかに呼吸しなさい。生命という無を、満ち溢れるエネルギーを、満ち溢れる愛を静かに呼吸しなさい。あなたが呼吸しているのは、神の愛だ。深く呼吸しなさい。そうすれば感じられる。深く、深く呼吸しなさい。そうすれば、泣きたくなるほどの愛が溢れ出す。嬉しくて、泣きたくなる。神に出会うから。神があなたをあなたの魂に紹介してくれるから。  ニール・ドナルド・ウォルシュ著 『神との対話』より