28日、久し振りに行楽に出かけた。
出かける前から雨が降っていたが、気温は高めなので予定どおり出発。
目的地は岐阜県多治見市の名刹、虎渓山(こけいざん)永保寺。
以前、テレビを見て家内が行ってみたいと思っていたところらしい。
中央高速を走って1時間少々で到着。
止むかに思えた雨が時折強く降ってきて本降りの気配だが、傘をさして駐車場から寺に向かう。
境内に入ると、雨に煙る池とモミジの紅葉が眼に入り、その風情の美しさに眼を見張った。
まさに雨降りでなければ見ることのできないたたずまいである。
一巡したところで山の方につづく道があったので、そちらの方へ歩いて行くと、雨がやんで晴れて来そうな気配。10分で虎渓山公園へ出て、「修道院へ」の看板が見えたので、ついでに修道院も見学することにした。上った坂を500メートルほど下ると修道院が見えた。広い礼拝場はキリストの磔の象があったりして、なんとない重苦しい雰囲気でどうも私にはなじめない。女性が二階でパイプオルガンを引いていた。敷地内にはワイン用の広いブドウ畑があり、修道院の建物とあいまっていかにも洋風な明るい感じがして、これは悪くない。虎渓山を訪れた際には一見の価値はあるところである。
引き返して、虎渓山公園のすぐ近くに五平餅の店があったので、そこで田楽と五平餅を食べたが、すこぶるうまかった。それに安い。田楽は1人前で5本だが、1本サービスでわたしと家内、それぞれ3本づつにしてくれた。
少し腹を満たしたところで、また永保寺に引き返して、晴れた空の下、再び紅葉を楽しんだ。
≪雨に煙る≫
≪雨宿り≫ 永保寺のシンボルのような橋だが、こんなところで雨宿り。いや、なかなかいいですよ。
≪雨の中のひと時≫
≪モミジの中を行く≫
≪国宝「観音堂」≫
≪永保寺への正門≫
≪天使の声1≫
≪天使の声 2≫
≪染まる≫
≪本堂≫
≪我れここにありて滅せず≫