シルバー人材の仕事をするようになって2ヶ月が過ぎました。
剪定班ですが、わたしは見習いということで、まだ剪定には携わっておらず、午後から剪定された枝をかき集める下積みの仕事をしています。つまり、枝をかき集める仕事をしながら、先輩たちがどのように剪定するかを見て覚えるというわけです。しかし実際には自分の仕事をしながら先輩たちの仕事を見ている余裕はないので、9時過ぎには自分の勉強のために作業現場に出て、剪定の仕事を見せてもらっています。そして、ただ見ているだけというのも退屈なので、見ながらぼちぼちと仕事もさせてもらっています。
時給は750円と安く(段階的に上がりますが)、頭で考えたらバカらしいようなものですが、これがまた楽しいときているから有難いですね。人生は頭で想像しているだけではわからないものだとつくづく思います。まさか時給750円で、しかも60になって、こんな下積みのような仕事をして楽しいとは、普通なら想像できないですよね。まさに身体が喜ぶという感じです。
シルバーというといかにも年寄りくさい感じがしていましたが、実際に仕事を始めてみたら年寄りくさいどころか、みんな「元気はつらつオロナミンC」のCMに出演してもらいたいぐらいに元気で、本当にこれもうれしい誤算でした。見ていて気持ちがよいぐらいで、まだ2ヶ月ではありますが、シルバーで働くようになって本当に良かったなあと思います。
剪定班は自分以外で6人ですが、それぞれに当然ながら個性があり、そのキャラクタの違いを見ているだけでも面白い。65歳を超えた人たちの、このような生き生きと働く姿を見て、この年代の人達の魅力を初めて知りました。今までは、余生を送っているというイメージでしたが、余生というイメージではないですね。まさに第二の人生を歩んでいるという感じです。第一と第二の違いをあげれば、家族の長として一応の責任を果たし気軽になっているということでしょうか。しかし、働き、学び、技術を磨くという意欲には何の違いもありません。
「ところ変われば品変わる」と言いますが、まさにその通りだなということをつくづく感じました。
若い人たちの中では、良いにつけ悪いにつけ「年配者」にならざるをえませんが、シルバーは皆その年配者だから、その「年配者」ということもなくなってしまう。だから、みな若い。(笑)
まさに相対的です。
先日、はじめて知って驚いたのですが、剪定班の一番の年配者は、班長をしていますが、80歳でした。いやあ、驚きましたねえ。働きぶりから、とてもそんな年配者とは思えませんでした。それを知って、わたしなど本当に小僧だなと思いましたよ。
正直、「ああ、60になっても働かなきゃあいかんのか」と思っていましたが、今はそんな気持ちはどこかえ吹き飛んでしまいました。そして、すっかり「よーし、俺も負けずにやるぞ!」という気持ちになっています。
ただ、剪定作業はあと3回残すのみで、次の再開は9月からとのことで、半年遊んでしまうところや、今回風邪をひいてしまって、冬の寒さなどの心配な面もありますが、ともかく今は、楽しみな方が断然勝っていて、9月からは私も午前中は剪定作業に加えてもらえるとのことなので、それまで、できるだけ木の名前を覚え、剪定の勉強もしておこうと思っています。そして、今から9月を楽しみにしています。
天地の創造主は
唯一つの神にませば
天地はただ一つに
いと妙に調和満つる (「実相を観ずる歌」より)
これを見ていて、「見れば見るほどいい男・・・」という昔の古い歌を思い出しましたが、これは、見れば見るほど、いい歌詞ですね。
もやもやしていても、いっぺんにスキッとするような・・・。
混沌が、たちまち一本に統べられる感じがします。
読んでいただき、ありがとうございます。
剪定班ですが、わたしは見習いということで、まだ剪定には携わっておらず、午後から剪定された枝をかき集める下積みの仕事をしています。つまり、枝をかき集める仕事をしながら、先輩たちがどのように剪定するかを見て覚えるというわけです。しかし実際には自分の仕事をしながら先輩たちの仕事を見ている余裕はないので、9時過ぎには自分の勉強のために作業現場に出て、剪定の仕事を見せてもらっています。そして、ただ見ているだけというのも退屈なので、見ながらぼちぼちと仕事もさせてもらっています。
時給は750円と安く(段階的に上がりますが)、頭で考えたらバカらしいようなものですが、これがまた楽しいときているから有難いですね。人生は頭で想像しているだけではわからないものだとつくづく思います。まさか時給750円で、しかも60になって、こんな下積みのような仕事をして楽しいとは、普通なら想像できないですよね。まさに身体が喜ぶという感じです。
シルバーというといかにも年寄りくさい感じがしていましたが、実際に仕事を始めてみたら年寄りくさいどころか、みんな「元気はつらつオロナミンC」のCMに出演してもらいたいぐらいに元気で、本当にこれもうれしい誤算でした。見ていて気持ちがよいぐらいで、まだ2ヶ月ではありますが、シルバーで働くようになって本当に良かったなあと思います。
剪定班は自分以外で6人ですが、それぞれに当然ながら個性があり、そのキャラクタの違いを見ているだけでも面白い。65歳を超えた人たちの、このような生き生きと働く姿を見て、この年代の人達の魅力を初めて知りました。今までは、余生を送っているというイメージでしたが、余生というイメージではないですね。まさに第二の人生を歩んでいるという感じです。第一と第二の違いをあげれば、家族の長として一応の責任を果たし気軽になっているということでしょうか。しかし、働き、学び、技術を磨くという意欲には何の違いもありません。
「ところ変われば品変わる」と言いますが、まさにその通りだなということをつくづく感じました。
若い人たちの中では、良いにつけ悪いにつけ「年配者」にならざるをえませんが、シルバーは皆その年配者だから、その「年配者」ということもなくなってしまう。だから、みな若い。(笑)
まさに相対的です。
先日、はじめて知って驚いたのですが、剪定班の一番の年配者は、班長をしていますが、80歳でした。いやあ、驚きましたねえ。働きぶりから、とてもそんな年配者とは思えませんでした。それを知って、わたしなど本当に小僧だなと思いましたよ。
正直、「ああ、60になっても働かなきゃあいかんのか」と思っていましたが、今はそんな気持ちはどこかえ吹き飛んでしまいました。そして、すっかり「よーし、俺も負けずにやるぞ!」という気持ちになっています。
ただ、剪定作業はあと3回残すのみで、次の再開は9月からとのことで、半年遊んでしまうところや、今回風邪をひいてしまって、冬の寒さなどの心配な面もありますが、ともかく今は、楽しみな方が断然勝っていて、9月からは私も午前中は剪定作業に加えてもらえるとのことなので、それまで、できるだけ木の名前を覚え、剪定の勉強もしておこうと思っています。そして、今から9月を楽しみにしています。
天地の創造主は
唯一つの神にませば
天地はただ一つに
いと妙に調和満つる (「実相を観ずる歌」より)
これを見ていて、「見れば見るほどいい男・・・」という昔の古い歌を思い出しましたが、これは、見れば見るほど、いい歌詞ですね。
もやもやしていても、いっぺんにスキッとするような・・・。
混沌が、たちまち一本に統べられる感じがします。
読んでいただき、ありがとうございます。