日刊「NOCUSる」

たとえば5年後、あなたは何を食べている? それは、どこで誰が作る?

ポチの貢ぎ物

2006-06-23 | 考える

下記は、「たまご新聞」418(「野菜だより」789)からの転載。

 小泉訪米の手みやげとして、米国産牛肉の輸入再開が決定されました。日本は、出ている結論を追認するためアリバイとして査察団を派遣するようです。が、そんな必要はないと農業情報研究所では主張しています。要約してみると、つぎのとおり。
 哺乳動物蛋白質の牛への給与を禁じる飼料規制はBSE対策の基本的である。ところが6月16日、反芻動物蛋白質に汚染された乳牛用飼料も含む三種の家畜飼料を製造したメーカーが、食品医薬局と協力、これら飼料のリコールを始めたと発表した。
 広範な地域に、しかも1年近くもこんな飼料がばら撒かれていたとすれば、すで多くの牛の口に入っているのは間違いない。わざわざ訪米するまでもなく、飼料規制が守られていない実態を米国みずからが発表しているのだが、それでもは日本の調査団は安全宣言を出すのだろうか。
 こうした事実をマスコミはぜんぜん報じてないよねぇ。
 話は飛ぶけど、ここへきて住民税が高くなってびっくりしたという高齢者の声が近所でも聞かれます。この増税も、そしてBSE牛肉の心配も、元は一つ。自民党や公明党に投票した人がたくさんいたからです(きっぱり)。
 そういう人たちには、せいぜい吉野屋で牛丼を食べてもらわなくちゃ。と言いたいけど、それでヤコブ病になって医療保険が使われれば、こっちもトバッチリは食うから、やっぱり米国の牛肉輸入は認められない。(きっぱり)

(転載ここまで)

たまご新聞(野菜だより)のページは → こちら

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