先日すこしお話させていただいたとおり
無事卒論の提出も終わったので
(お疲れ様のコメントをいただいた方、ありがとうございました)
ポーランドのクラクフに行ってきました
首都であるワルシャワではなく
あえてクラクフを旅行先に選んだ理由は
オシフィエンチム(アウシュビッツ)です
去年の今頃に第2次世界大戦について学ぶ機会があって
しずかちゃんとはっちゃんと一緒に案ねフランクのミュージアムにいったり
シンドラーのリスト・アメリカンビューティーなどの映画を見たりしたので
それ以来、留学中のあいだに1度はいっておきたいと思っていたので
今回いくことができて本当によかった!!!
感じたことや考えさせられたことがたくさんあったのですが
私が話すよりも写真を見てもらったほうが伝えることができるかと思い
なのでたくさん写真のっけちゃいますね
まずは
観光の部分から紹介します
これはヨーロッパにももぅ数少ないBARBAKAN
そこからまっすぐ400mほどのにぎやかな道を下っていくとあるのが
この織物取引所
中はお店がいっぱい入っていて
おみやげがたくさん売っています
その向かい側にあるのが
この聖マリア教会
この中心部からでているGrodzka通りをまっすぐくだっていくとあるのが
ヴァヴェル城
のぼっていくと敷地内には教会もあります
この日は張り切って歩きました
そのまま歩いてKazimierzという街へ
ここは旧ユダヤ街で今もその名残がある街です
まずはこの教会
シンドラーのリストという映画をみた方はもしかしたらわかると思いのですが・・・
闇の売買がおこなわれたとウワサされた教会です
そしてこちらは実際のシンドラーの工場です
Kazimierz中心から少しはずれてWista川を渡り
すこし行ったところのLipowa通りにありました
さて
ここからはオシフィエンチム(アウシュビッツ)です
まずは有名すぎるこの門
“働けば自由になる!”という文句がかかげられていますがもちろんそんなわけもなく、
そのことを知っていた囚人たちはこれを作ったときにささやかな抵抗をしたと言われています
それは最初の文句“ARBEIT”のBに注目
上の半円よりも下の半円のほうが大きいBになっているんです
ほかにも
これが有名な“死の壁”
数千人の囚人(主にポーランド人)がここで銃殺されたそうで
今もたくさんの花が常におかれています
これは運命のわかれ道
列車の線路の写真です
1週間飲み食いを一切断たれてぎゅうづめの列車でここに着いた囚人は
ここでナチス軍によって2つにわけられました
①体力気力がまだある、働くことのできる囚人
②そして長旅でもうすでに歩くこともままならない囚人
①の人たちは狭い木製のバラックに収容され、1日中労働を強いられました
②の人たちはシャワーを浴びれるとだまされてガス室に連れて行かれ
チクロンBという薬品で毒殺されました
まだまだ色んなしゃしんがあったのですが
ここには抜粋して載せてみました
日本にいると当たり前すぎて平和すぎて
なかなか平和の大切さをかんじることはないですが
あの場所で起こったことはほんの60年前のこと
すこしでも多くの人があの場所を訪れて
戦争に興味も関心も知識も経験もない人が
その歴史に実際に触れて感じることをしたらいい、
しなくてはいけない、と感じた旅になって
行く事ができてよかったと心から思った旅でした
日本からは遠いし
なかなか行くのは難しいとは思うけれど
機会があればぜひ訪れて欲しい場所です
もちろんアウシュビッツ以外の場所も素敵なところがたくさんあり、
観光だって充分たのしめるところです
街にもどるとこの日は週末で
大道芸がたくさんでていたり
街角ではのんびり絵を売っていたり
ゆったりと素敵な時間が流れていました
食べ物はというと・・・
今回は一人旅だったというのと、
少し重いテーマでの旅行だったので考えさせられる事が多く
さすがの私もそんなに食の旅とはならなかったのですが
それでもポーランド名物のピエロギという
皮があつめでもちもちしている餃子のようなものや
ZAPIEKANKAというピザのようなもの
ほかにもロールキャベツやケバブなどを食べました
なんだかまとまりのない記事になって長々とすみません
でも私が体験してきたポーランドの3日間を
すべて詰め込んだ記事になりました
まりえ
お願い
こちらのランキングに参加しているので
ポチッとしていただけるととぉ~っても嬉しいです
よろしくおねがいします
自分の目でみることができてよかったです!
機会があったら当時を知る人に話しをきけたりしないものなのかなぁ・・・
とまで思っちゃったりしています
明日からはスコットランドに小旅行にいってこようと思っています☆
また写真とともに記事UPしますね~♪
私は、シンドラーのリストの映画を見たことがあるので・・・今回の旅のお話を読み、映画のシーンを思い出しました。この映画は、とても歴史を考えさせられますよね。
最初のうちはフランスやイタリアなど
(今ももちろんそういった国の魅力はすごくあるのですが)
メジャーで明るくおいしいもののある国に旅行にいっていたのですが
長くヨーロッパにいるうちに
今回のような、違う意味で世界をみれることのできる
機会をもてることに気がついて興味がでてきたんです。
ウチの子供たちも、もし機会があれば、こうしていろんな世界を見て知って感じて欲しいと、そう強く思いました。
一度外から自分の国を見つめ直すことって大事かもしれませんね。
とってもいい記事ですね。ありがとう・・・まりえさん
あとで子供たちと一緒にもう一度見にきます。