バレンタインスイーツ第二弾、ザッハトルテ(風)。
なぜ“風”なのかといえば仕上げが「ただチョコレートをかけただけ」の簡易版だから。
伝統的なレシピにおけるコーティング用チョコレート(格好よく言えばザッハーグラスール)は、ちょっと私には難易度が高い。
砂糖水とチョコレートを熱し108度に熱したら一旦清潔な板の上に取り出してヘラで擦りつけ粘りが出たらまた鍋に戻してよく混ぜ66~68度になったら……云々。
(ぜひ一息で読んでみてね)
このように、上級スイーツは108度(上記)や117度(イタメレ)など温度指定が厳密なものも多く、敷居が高いのです。
しかも、このザッハーグラスール、上に「砂糖水」と書いたように水が入ります。
水分量up→傷みやすいことから消費期限が短くなりそうだし、プレゼント用ならチョコレートをかけるだけの方が安心よね、
と理由付けして楽な方へと流れたのでした。
でもあのシャクっとした食感も捨てがたいですよね~~
ザッハトルテ覚え書き。
ビターチョコレート60g バター60g 薄力粉60g 砂糖60g+20g 卵2個 ココア10g ラム酒10g オールスパイス0.5g
アプリコットジャム適宜 上掛けチョコレート適宜
イルプルに見学へ行ったときにこれは真似したいと思ったハンドミキサーのビーターの1本使い。
バター生地でまず1本、続いてメレンゲを泡立てるのにもう1本、というふうに使っていきます。
普通にバター生地→メレンゲの順に作ると一度ビーターを洗わなければなりませんが、
1本ずつ使い分けるこの方法なら洗う必要なし&スピーディに作業が進められるというわけ。
2本が1本になるためパワーも半減するかと思いきや意外にそれほど減少せず。
シフォンなどメレンゲ命なケーキには力不足と思いますがこれくらいなら全然OK☆これいいね!
次回は、
●バター・湯煎チョコレート・砂糖・卵黄・ラム酒を合わせた生地に粉類を混ぜ合わせてからメレンゲを合わせたら、バター生地が固くて混ぜづらかったので次はメレンゲを合わせた後に粉類を入れようっていうのと、
●ラムがあまり利いていない&スパイスがちょい目立っているかなということでラム酒↑オールスパイス↓
という感じで作り直したい。
味見用の焼き立て熱々は驚くほどおいしくなかったのですが
アプリコットと上掛けチョコレートが組み合わさり、さらに一晩、二晩と寝かせることでうまーなケーキとなりました。
はーーよかった。
色々な時点で味見をするのはとても楽しい。そして、切り落とした端っこの美味しさって素晴らしい。
試験もすべて終わり春休みに突入しました、いえーい☆OSCEは緊張しまくりでひたすら汗をかいていましたが な、なんとかなっているといいな…!
あがり症にはとてもつらかったよ。
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追記:ザッハトルテ改良版はこちら→★
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